公開日 2017年02月16日

太宰治文学サロン 企画展示

もの語りの始めかた

2017年 2月7日(火)〜6月4日(日) 10:00〜17:30
会場:太宰治文学サロン

休館日

月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、休日を除く翌日・翌々日が休館)

入館料入館無料

電話:0422-26-9150(太宰治文学サロン)

太宰文学が老若男女問わず幅広い支持を得ている理由に、語りかけてくるかのような独特の文体であることが挙げられます。さらに、太宰は我が身を削るかのように実体験を織り交ぜ、筆舌につくしがたき人間固有の心情を表現することで才筆を振るっています。

しかし、文体やストーリー性だけでなく、読み始めの段階で、既に太宰に心を掴まれる読者も少なくないでしょう。太宰作品は、印象的で探究心をそそる書き出しのものが多くあることも、魅力の一つといえます。

太宰治(本名津島修治)は、昭和8(1933)年に筆名を定め、作家として本格的に歩を進めます。駆け出しともいえるこの時期の作品一つをとってみても、既に、太宰が読み手の心を捉える物語の始めかたを習得していることがわかります。本展では、井伏との共著「洋之助の気焔」や初の創作集『晩年』から「葉」や「玩具」をはじめとして、冒頭から読者の心を掴む印象的な作品を紹介しています。

限定部数500部と稀少な『晩年』の初版本や、芥川賞獲得を懇願し川端康成に宛てた別名「泣訴状」と呼ばれる書簡(複製)など、多彩な資料でお楽しみください。

【MITAKA ARTS NEWS】

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