公開日 2018年08月16日

太宰治文学サロン企画展示

太宰治の戯曲「冬の花火」と「春の枯葉」

2018年 9月20日(木)〜2019年 2月11日(月・祝) 10:00〜17:30
会場:太宰治文学サロン

休館日

月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、休日を除く翌日・翌々日が休館)

入館料入館無料
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-26-9150(太宰治文学サロン)

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戦中、三鷹の自宅を後にした太宰治は、文学界が壊滅的な打撃を受ける情勢においても精力的に作品を発表し、疎開中に「冬の花火」、「春の枯葉」(昭和21年)という戯曲2作が発表されています。生涯で150作を超える作品の中に戯曲は数えられるほどしかなく、特に「冬の花火」についてはこの時期の書簡で〈「冬の花火」なる三幕の戯曲ただいま書き上げ、すこし興奮してゐるところ〉(昭和21年小山清宛)、さらには〈「冬の花火」といふ三幕の悲劇を書きました、いまの所謂「指導者」たちへの抗議のつもり(中略)いまの劇界は実に貧弱〉(昭和21年河盛好蔵宛)などと、弟子や多くの関係者に、〈大悲劇〉であり〈問題作〉を劇界、文学界に投じるのだと、その意気込みを語っています。

 

太宰治が挑んだ数少ない戯曲をもとに、終戦後、再び三鷹に戻る直前の太宰の胸中に迫ります。

 

『冬の花火』昭和22年中央公論社