清水晃 SHIMIZU Akira, 1936年−

清水晃《漆黒から》
[上]《漆黒から》
1990年 トレーシングペーパー・鉛筆、コンテ
84.0×60.0cm


[右]《漆黒から》
1984年 木、竹籤、金属片、黒ラッカー他
176.0×31.0×45.0cm
清水晃《漆黒から》

富山県生まれ。
1958年金沢美術工芸大学洋画科を卒業後上京、1962年読売アンデパンダン展に初出品以後、〈反芸術〉の作家の一人として活躍する。1963年《色盲検査表》で第7回シェル美術賞1席受賞。

60年代末に舞踏家・土方巽の知遇を得て、それらの舞台美術を手がける傍ら、自らの内的世界をモチーフにしたコラージュ作品を多く制作。この内面の凝視は、80年代さらに深められ《漆黒から》の連作として結実する。《漆黒から》は立体のみで500点、素描を加えると1000点を超える作品群であり、本作品もそれに属する。

90年代半ば以降、同シリーズに華麗な彩色をほどこしたシリーズを展開している。2000年足利市立美術館、三鷹市美術ギャラリー(「清水晃-光る、闇-」展)で初回顧展。2012年「清水晃・吉野辰海 漆黒の行方/犬の行方」(埼玉県立近代美術館)開催。