公開日 2019年01月18日


2019年 7月27日(土) 15:00開演
三鷹市芸術文化センター 風のホール
チケット
*本公演は終了しました。    
【全席指定】会員 S席5,400円  A席4,500円
一般 S席6,000円  A席5,000円
*U-23(23歳以下) 3,500円
●三鷹市内在住・在学の小学生から高校生2,000円
*会員・一般券ご購入者と同伴の場合のみ適用(電話予約のみ)
*中学生以上の方は公演当日に身分証明書をご持参ください。
※未就学児は入場できません。
出演沼尻竜典(指揮・音楽監督・ピアノ)
トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア(管弦楽)
曲目ロッシーニ:歌劇『セビリアの理髪師』より 序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調K.453
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」
チラシPDF
託児サービスあり  申込締切 2019年7月13日(土)

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)

トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア(以下ミタカ・フィル)第79回定期演奏会では、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を演奏します。ミタカ・フィルがこの作品を演奏するのは、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズのスペシャル・コンサート(鈴木秀美指揮 2013年2月)以来6年5か月ぶり、沼尻との演奏はベートーヴェンの交響曲ツィクルス(全曲演奏)の録音も同時進行で行っていた2001年7月の「ベートーヴェン・ツィクルス6~英雄~」以来、実に18年ぶりです。

この作品は、ベートーヴェンがナポレオンに献呈することにしていたにもかかわらず、彼が皇帝に即位したことに失望し、取りやめてしまったという逸話が広く知られています。「ナポレオン・ボナパルト」の題名が掻き消され「シンフォニア・エロイカ」に改められ、「ひとりの偉大な人間の思い出を記念して」と付記された自筆譜が現存しています。

しかし、実はそれまでの交響曲の常識を大きく覆してしまった作品であるということも、《英雄》が時代を超越した名曲の一つである理由になっています。《英雄》より前の交響曲より規模が大きく、演奏時間が長いこと。さらに、第2楽章を単なる緩徐楽章ではなく葬送行進曲としたこと。第3楽章をメヌエットではなくスケルツォにし、第4楽章(最終楽章)に初めて変奏曲の形式を用いたこと等が挙げられます。ベートーヴェンが音楽の上でどのように革新的なことを試み、実現してきたのか。沼尻の明晰なタクトのもとで繰り広げられるミタカ・フィルの鮮烈な演奏をぜひお楽しみください。

また、前半には、音楽監督の沼尻竜典の弾き振りによるモーツァルトのピアノ協奏曲第17番を演奏します。

昨夏、沼尻&ミタカ・フィル名義で初めてリリースしたアルバム「モーツァルト:交響曲第40番、ピアノ協奏曲第18番」が、朝日新聞(2018年8月20日)で推薦盤に、月刊ぶらあぼ(同年9月号)ニュー・リリース・セレクションに選ばれました。後者においては「(モーツァルトの)ピアノ協奏曲は、明確かつ深いタッチで丁寧に描かれ、単独演奏の機会が少ない第18番の豊かな内容を再認識させられる。」(柴田克彦)と評価され、ピアニストとしての沼尻の演奏にも注目が高まっています。沼尻&ミタカ・フィルの息のあったコンビネーションから生まれる、明るくのびやかなモーツァルトにご期待ください。

好評企画 リハーサル見学会

【日時】 2019年 7月26日(金) 14:00〜15:00
【定員】 60人
【要予約】 Tel: 0422-47-5122
【受付開始】 会員2/21(木) 一般2/28(木)
【参加方法】 本公演のチケット持参の方は無料。見学会のみご希望の場合は、当日500円をいただきます。