公開日 2019年12月25日

川口成彦 フォルテピアノ・リサイタル

オール・ショパン・プログラム

フォルテピアノの若きスペシャリストが奏でる
1843年製プレイエルの儚く眩い、音楽の煌めき

【お知らせ】本公演は、新型コロナウイルス感染症予防および拡散防止の対策を講じた上で、現時点では公演を実施する予定です。ただし、実施に当たっては東京都および三鷹市、全国公立文化施設協会等のガイドラインに従い、50%以下の観客数とお客様同士の間隔を空ける等の入場制限を行うことが求められていることから、公演の販売座席を見直すことといたしました。そのため、誠に恐れ入りますが、本公演の販売・予約済みのチケットにつきまして、現在のチケットを無効とし、いったん全席を払戻しさせていただきます。詳細は、【川口成彦フォルテピアノ・リサイタル】チケットの払戻しと再発売のご案内(PDF)からご確認いただきますよう、お願い申し上げます。
既にチケットをご購入・ご予約いただき公演を楽しみにしてくださっていたお客様におかれましては、大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

川口成彦©Taira Tairadate
2020年7月26日(日) 14:00開演
三鷹市芸術文化センター 風のホール
チケット
*本公演は終了しました。    
【全席指定】会員 S席3,150円・A席2,250円
一般 S席3,500円・A席2,500円
*U-23(23歳以下/A席限定) 2,000円
*O-70(70歳以上/A席限定) 2,250円
*ご入場の際に、身分証明書のご提示をお願いいたします。
※未就学児は入場できません。
出演川口成彦 フォルテピアノ:1843年製プレイエル (タカギクラヴィア株式会社所有)
曲目ショパン:
 レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ(夜想曲 嬰ハ短調 遺作)
 ワルツ 第7番 嬰ハ短調 op.64-2
 幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
 夜想曲 第10番 変イ長調 op.32-2
 バラード 第1番 ト短調 op.23
 ワルツ 第5番 変イ長調「大円舞曲」 op.42
 ポロネーズ 第6番 変イ長調「英雄」 op.53
 24の前奏曲 op.28
チラシPDF
託児サービスあり  申込締切 2020年7月12日(日)

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)

協力:タカギクラヴィア株式会社

2018年9月、「第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」(ポーランド・ワルシャワで開催)で見事第2位に入賞し、一躍脚光を浴びた川口成彦。コンクールに臨む姿がNHK-BSのドキュメンタリー番組でも大きく取り上げられた、今最も注目を集める若きフォルテピアノ奏者が、風のホールにいよいよ登場します。

今回演奏されるのは、ショパン(1810–1849)がバッハの平均律クラヴィーア曲集にインスパイアされ、後世の作曲家たちに多大な影響を与えた「24の前奏曲」ほか、長きにわたり愛聴されている作品の数々が並ぶプログラムです。使用楽器は、ショパンが愛用していたメーカーの一つとして知られるフランスのプレイエル、1843年製のピアノです。「私は、気分の優れない時はエラールを弾く。すぐに完成された音が出せるから。気分が良くて自分だけの音を出してみたい時には、プレイエルが必要だ。」と生前のショパンは語ったと伝えられています。プレイエルの透明感あふれる柔らかい音、しっとりとした響き、美しい最弱音、軽やかさは、これまで聴き慣れた作品の数々の印象を鮮やかに変えるだけでなく、聴き手により親密にショパンの音楽を感じさせることでしょう。

川口の演奏は、理性と情熱がバランス良く、時に詩的で、時に情熱的。鍵盤を巧みにコントロールしながら繊細かつ独特の音色を持つピアノから、色彩豊かで味わい深い音を紡ぎ、聴き手の心をしっかり掴みます。どうぞ、お聴き逃しなく!

ショパン国際ピリオド楽器コンクール…現代ピアノによるショパン演奏で競う、いわゆる「ショパン・コンクール」と同じ主催者(ポーランド国立ショパン研究所)による、ショパンが生きた19世紀 半ばまでに製造されたプレイエル、エラール、ブロードウッドまたは、ショパンの時代のウィーン式フォルテピアノ、その復元楽器で演奏を競うコンクール。

【フォルテピアノ】 現代のピアノの原型は、イタリアのクリストーフォリ(1655–1731)が作りました。「弱音も強音も出せるチェンバロ」(グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ Gravicembalo col piano e forte)という楽器の名称が省略されて、「ピアノ」と呼ばれるようになりました。特に18世紀から19世紀半ば頃までに製造されたピアノおよびその復元楽器についてを「フォルテピアノ」と称し、20世紀以降に作られたピアノとは区別しています。

【関連企画】梅ちゃん先生の目からウロコの音楽講座「フォルテピアノの魅力」

2020年7月4日(土) *新型コロナウイルスの影響により、当初、6月28日(日)開催予定であった本講座を、6月末日までの臨時休館延長に伴い、開催日程を変更(延期)させていただくこととなりました。既にご予約をされ、本講座を楽しみにしてくださっていたお客様には大変なご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。
2020年6月28日(日) 14:00~15:30 定員30人 *定員に達しましたので、申し込みは締め切らせていただきました。
会場:三鷹市芸術文化センター 風のホール(ステージ上に客席を設ける予定です)
全国各地の古楽公演でお馴染みの鍵盤楽器技術者、梅岡俊彦さん(梅ちゃん先生)が、フォルテピアノと現代のピアノ、チェンバロそれぞれの音の違いや楽器の仕組みをわかりやすくお話しします。若手フォルテピアノ奏者のゲストによるデモ演奏で、聴き比べも体験できる楽しい講座です。

【講師】 梅岡俊彦(鍵盤楽器技術者、梅岡楽器サービス代表)
【ゲスト】 加藤美季(フォルテピアノ奏者)
 *川口成彦さんの出演はございません。
【参加費】 一般1,000円 / U-23(23歳以下) 500円
 *川口成彦フォルテピアノ・リサイタルのチケットをお持ちの方は、講座当日に本公演のチケットをご提示のうえ、参加費無料
【申込方法】電話申込(TEL: 0422-47-5122)
【申込開始】 会員1月22日(水) / 一般1月29日(水)

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