公開日 2018年05月12日
平成30年度特別展
太宰治 三鷹とともに
—太宰治没後70年—
会場:三鷹市美術ギャラリー
- 撮影:林 忠彦
開館時間 | 10:00〜20:00(入館は19:30まで) |
---|---|
休館日 | 月曜日 *7月16日は開館 |
観覧料 | 500円 *展示会期間中、CORAL地下駐車場は改修工事のためご利用いただけません。 |
問い合わせ先:三鷹市山本有三記念館 Tel: 0422-42-6233
主催:三鷹市、公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
特別協力:日本近代文学館
協力:青森県近代文学館、五所川原市教育委員会、太宰治記念館「斜陽館」、弘前市立郷土文学館、
日本現代詩歌文学館、山梨県立文学館、杉並区立郷土博物館、神奈川近代文学館、
佐賀大学美術館、田村茂写真事務所、林忠彦作品研究室、
株式会社SUBARU、新潮社、三鷹CORAL、三鷹商工会、みたか都市観光協会
太宰治「久富君像」/佐賀大学美術館蔵
太宰治(1909–1948)は妻美知子と甲府で新婚生活を営みながら、昭和14(1939)年9月1日に〈下連雀一一三〉(現三鷹市下連雀二丁目)の新築借家に転居します。家族とともに、亡くなるまで(疎開期間を除いた約7年半)をここで過ごし、その間、師友、弟子をはじめとする多くの文化人と文芸談義に花を咲かせ、研鑽を積みました。三鷹では「走れメロス」(昭和15年)、「東京八景」(昭和16年)、「斜陽」(昭和22年)、「人間失格」(昭和23年)などの珠玉の作品を発表し、自宅の書斎や、終戦後は駅前に仕事部屋を借りて代表作と言われるその多くを執筆しました。一町民として生き、一作家として書き尽くした太宰にとって〈東京市外、三鷹町〉は、あらゆるものとの距離感を保つに絶好の創作地だったと言えます。
太宰が住んだ当時の三鷹は、自宅周辺に麦畑が広がる一見穏やかな農村地帯。しかし、戦況が悪化するにつれ軍需産業の町として著しい成長を遂げた町でもありました。
本展では、激動の時代の潮流に呑込まれてゆく三鷹に身を置きながら、筆一本で人気作家に長じた太宰治の人生と、太宰治を支えた人々との交流に迫ります。
関連プログラム
平成30年度特別展「太宰治 三鷹とともに」記念講演会
資料で紐解く太宰治展 〜没後70年を迎えて〜
本展の見どころと太宰治の創作活動を、展示資料を基に紹介し、展示会の味わいをより一層深めます。
講師 安藤 宏(本展監修、東京大学教授)
2018年 6月24日(日) 14:00–15:30(13:30開場)
定員:100名 *応募者多数の場合は抽選
参加条件:受付時に本展示会観覧券(すでに観覧された方は使用済み半券で可)をご提示いただきます。
*お持ちでない方は当日受付にて購入可
会場:三鷹ネットワーク大学 Tel: 0422-40-0313
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-24-3 三鷹駅前協同ビル3階
申込方法:往復はがきに、氏名、住所、電話番号、返信用はがきに宛先をご記入の上、
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀2-12-27 三鷹市山本有三記念館
「太宰治没後70年 記念講演会」係までお送りください。
申込締切:6月13日(水)必着
*はがき1枚につき1名様、お1人様1応募限り
問い合わせ先:三鷹市山本有三記念館 Tel: 0422-42-6233