公開日 2021年06月18日

山内祥史文庫ができるまでII

―太宰治の「典拠」追及―


写真:企画展示「山内祥史文庫ができるまで ―研究者の情熱と本への愛情をいしずえに―」(会期:2020年9月15日~2021年2月14日)展示風景

2021年7月6日(火) 〜 2021年12月28日(火)
観覧時間 10:00〜17:30
会場:太宰治文学サロン
休館日

月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、休日を除く翌日・翌々日が休館)

入館料入館無料
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-26-9150(太宰治文学サロン)

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平成30(2018)年3月に三鷹市に寄託された「山内祥史文庫」を公開します。

故・山内祥史氏は、太宰治研究に生涯を捧げた研究者で、現時点でもっとも信頼すべき太宰治の「書誌」を作り上げた人物です。

令和2年度に、当サロンで企画展示「山内祥史文庫ができるまで ―研究者の情熱と本への愛情をいしずえに―」を開催し、太宰治研究資料のなかの代表格ともいえる太宰治著作の初版本を一堂に展示するとともに、会期中、展示替えをしながら、初版、増版(装幀が変化を遂げているもの)、再刊本を一堂に公開しました。

今回は、山内祥史氏が蒐集した太宰治研究資料のなかから、「富嶽百景」「右大臣実朝」をはじめとする太宰治の著作の典拠を明らかにすることで、創作の原点に迫ります。


【MITAKA ARTS NEWS】

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