公開日 2017年05月31日
CINEMA SPECIAL
三回忌・原節子
7月22日(土)『安城家の舞踏会』『晩春』
平成二十七年九月五日。
多くの人々の、女優・原節子への再会の願いを叶えること無く、
一人の女性として、会田昌江は、静かに、その生涯を閉じる。
享年、九十五歳。
それはまるで、ただの一度も引退の言葉を口にすることなく、
四十二歳の若さで銀幕を去った、あの時のように。静かに。
三回忌、原節子。
もう一度、会いたい。
- 「麥秋」 ©1951松竹株式会社
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット | [完売] 【全席指定】各回 会員900円 一般1,000円 学生800円各回2本立て/昼夜入替制/全席指定 |
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出演 | 『安城家の舞踏会』(1947年/松竹大船/89分/白黒/35mm) 監督・原作:吉村公三郎 脚本:新藤兼人 出演:原 節子、滝沢 修、森 雅之、逢初夢子、津島恵子、清水将夫 『晩春』(1949年/松竹大船/108分/白黒/35mm) 監督:小津安二郎 原作:廣津和郎 脚本:野田高梧、小津安二郎 出演:原 節子、笠 智衆、月丘夢路、杉村春子、三宅邦子、三島雅夫 |
チラシPDF | flyer[PDF:306KB] |
託児サービス | なし |
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)
【お客様へ】
上映に際しましては、試写を行うなど最善を尽くしておりますが、製作年数が古いため、フィルムの状態(映像・音声等)が悪い場合がございます。ご了承のうえ、ご覧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
【原 節子】
1920年(大正9年)6月17日、神奈川県橘樹区保土ヶ谷町(現在の横浜市保土ヶ谷区)に生まれる。
本名、会田昌江。1935年(昭和10年)8月、15歳の時に、田口哲監督作品『ためらふ勿れ若人よ』でデビュー。
その映画での役名「節子」をもとに、当時の撮影所長が「原 節子」の芸名をつけ、以後、スタッフからは「お節っちゃん」と呼ばれる。
その後、生涯で100本を超える映画に出演したが、1962年(昭和37年)11月に封切られた稲垣浩監督作品『忠臣蔵 花の巻、雪の巻』を最後に、42歳の若さで銀幕から去り、以後、表舞台に出ることは一切無かった。 2015年(平成27年)9月5日死去。享年95歳。
【MITAKA ARTS NEWS】
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