公開日 2021年07月02日

惜別、日本の名優。淡路惠子『この世の花』
 

八千草 薫、淡路惠子、京 マチ子、三國連太郎、樹木希林、高倉 健。
日本映画界にその名を刻み、惜しまれつつも、
ここ数年のうちに亡くなられた名優たちを偲び、
数々の作品を集めてみました。

その凜とした美しさに、その力強き表情に、
息をのみ、スクリーンを見つめ、心ひそかに憧れた日々。
今なお、色褪せることのない名優の姿を、ぜひ、目に焼きつけてください。

淡路惠子
©1956 松竹株式会社
2021年 9月18日(土) 午前の部11:00〜13:00 / 午後の部14:00〜16:00(完全入替制)
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット
*本上映会は終了しました。    
【全席指定】会員450円 / 一般500円 / 学生400円(当日学生証提示)
*未就学児は入場できません。
上映作品『この世の花』 第一部「慕情」 第二部「悲恋」
(1955年/120分/白黒/Blu-ray/松竹)*35mmフィルムでの上映を予定していましたが、Blu-ray Discに変更することとなりました。
*上映時間は、第一部・第二部あわせて120分となります。
*午前の部と午後の部は、同じ映画の上映となります。
監督:穂積利昌 
原作:北条 誠『この世の花』
脚色:棚田吾郎、船橋和郎
出演:淡路惠子、川喜多雄二、水原真知子、
   片山明彦、大坂志郎、柳 永二郎
チラシPDF
託児サービスあり  

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)

 

【協力】東宝株式会社、TOHOマーケティング株式会社、松竹株式会社、株式会社KADOKAWA、
    東京テアトル株式会社、株式会社テアトルプロモーション、株式会社ヨアケ

 

【お客様へ】上映に際しましては、試写を行うなど最善を尽くしておりますが、
      製作年数が古い作品は、映像の状態(画像・音声等)が悪い場合がございます。
      ご了承のうえ、ご覧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

淡路惠子

数多くの監督に愛され、数多くの俳優たちに慕われ、
メロドラマからコメディまで、幅広く活躍し続けた淡路惠子。
その若き日の代表作を、ぜひ、スクリーンでご覧ください。

1933年東京都生まれ。
松竹歌劇団の団員養成学校であった松竹音楽舞踊学校の研究生時代に黒澤明監督に見いだされ、1949年『野良犬』で映画デビュー。
1950年松竹歌劇団入団。映画に舞台にテレビにと幅広く活躍し続けた。
2014年1月11日永眠。享年80歳。

 

『この世の花』第一部「慕情」 第二部「悲恋」(1955年/120分/白黒/35mm/松竹)

『この世の花』 ©1955 松竹株式会社
©1955 松竹株式会社

裕福な家庭に育った久美子(淡路惠子)は、長年父が経済的に面倒をみてきた住み込みの書生と恋に落ちるが、格差に厳しかった時代ゆえ、両親は交際を認めず、書生は家を追い出されてしまう。心寄せ合う二人は、お互いの思いを確かめるために万策尽くすが、さまざまなすれ違いの果てに、運命の歯車は次第に二人を遠ざけ始め……。雑誌「明星」に連載され、一世を風靡するほどの人気を博した北条誠原作「この世の花」の映画化。この映画の主題歌でもある『この世の花』(作詞:西條八十、作曲:万城目 正)は、島倉千代子のデビュー曲にして、発売から半年で200万枚を売り上げる空前のヒットを記録した。

 



客席イメージ グレーのお席はご利用いただけません。

【お知らせ】本公演において、お客様同士(客席間)の距離を確保するため、定員に対しておおむね50%の入場制限を設けることとなりました。新型コロナウイルス感染拡大の対策のため、ご理解とご協力をお願いいたします。
座席表はイメージですので、実際にご利用いただける座席とは異なる場合があります。

 

【MITAKA ARTS NEWS】

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