公開日 2021年09月01日

CINEMA SPECIAL 惜別、日本の名優。京 マチ子『羅生門』
 

八千草 薫、淡路惠子、京 マチ子、三國連太郎、樹木希林、高倉 健。
日本映画界にその名を刻み、惜しまれつつも、
ここ数年のうちに亡くなられた名優たちを偲び、
数々の作品を集めてみました。

その凜とした美しさに、その力強き表情に、
息をのみ、スクリーンを見つめ、心ひそかに憧れた日々。
今なお、色褪せることのない名優の姿を、ぜひ、目に焼きつけてください。

2021年11月20日(土) 午前の部11:00–12:28 / 午後の部14:00–15:28
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット
*本上映会は終了しました。    
【全席指定】会員450円 / 一般500円 / 学生400円(当日学生証提示)
*未就学児は入場できません。
上映作品『羅生門』(1950年/88分/白黒/35mm/KADOKAWA)
監督:黒澤 明 
原作:芥川龍之介『藪の中』 脚本:橋本 忍
出演:京 マチ子、三船敏郎、志村 喬、
   森 雅之、千秋 実、加東大介
チラシPDF
託児サービスあり  

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)

 

【協力】東宝株式会社、TOHOマーケティング株式会社、松竹株式会社、株式会社KADOKAWA、
    東京テアトル株式会社、株式会社テアトルプロモーション、株式会社ヨアケ

 

【お客様へ】上映に際しましては、試写を行うなど最善を尽くしておりますが、
      製作年数が古い作品は、映像の状態(画像・音声等)が悪い場合がございます。
      ご了承のうえ、ご覧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

京 マチ子

京マチ子
©KADOKAWA 1950

その大胆さは、スクリーンを凌駕していき、
その繊細さは、観る者の視線を釘付けにする。
日本映画の黄金時代を彩り続けた、
圧巻の演技力。京マチ子。

1924年大阪府生まれ。
1936年大阪松竹少女歌劇団に入団し娘役スターとして活躍。
1949年に大映に入社。『羅生門』『雨月物語』『地獄門』など、出演作品が次々と海外の映画賞を受賞し「グランプリ女優」と呼ばれた。
2019年5月12日永眠。享年95歳。

 

『羅生門』(1950年/88分/白黒/35mm/KADOKAWA)

京 マチ子『羅生門』
©KADOKAWA 1950

戦乱と天災が続き、荒れ果てた平安京。土砂降りの雨の中、羅生門の下で雨宿りをする三人の男たち。やがて、そのうちの一人が語り始めた不可解な出来事とは……。黒澤監督自身が「人間は、自分自身について、正直な事は云えない。虚飾なしには、自分について、話せない。この脚本は、そういう人間というもの、虚飾なしには生きていけない人間というものを描いているのだ」と語った本作は、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞名誉賞をはじめ、海外の数多くの映画賞を受賞。本作への出演を熱望した京マチ子は、スクリーンを凌駕するほどの鬼気迫る演技で、観客を魅了していく。

 



客席イメージ グレーのお席はご利用いただけません。

【お知らせ】本公演において、お客様同士(客席間)の距離を確保するため、定員に対しておおむね50%の入場制限を設けることとなりました。新型コロナウイルス感染拡大の対策のため、ご理解とご協力をお願いいたします。
座席表はイメージですので、実際にご利用いただける座席とは異なる場合があります。

 
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