公開日 2022年03月08日

CINEMA SPECIAL 惜別、日本の名優。高倉 健『遙かなる山の呼び声』

八千草 薫、淡路惠子、京 マチ子、三國連太郎、樹木希林、高倉 健。
日本映画界にその名を刻み、惜しまれつつも、
ここ数年のうちに亡くなられた名優たちを偲び、
数々の作品を集めてみました。
その凜とした美しさに、その力強き表情に、
息をのみ、スクリーンを見つめ、心ひそかに憧れた日々。
今なお、色褪せることのない名優の姿を、ぜひ、目に焼きつけてください。

©1980 松竹株式会社
©1980 松竹株式会社
2022年 5月21日(土) 午前の部11:00–13:04 / 午後の部14:00–16:04(完全入替制)
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット
*本上映会は終了しました。    
【全席指定】会員450円 / 一般500円 / 学生400円(当日学生証提示)
*未就学児は入場できません
上映作品『遙かなる山の呼び声』
(1980年/124分/カラー/DCP/ 松竹)
監督:山田洋次 脚本:山田洋次、朝間義隆
出演:高倉 健、倍賞千恵子、吉岡秀隆、武田鉄矢、ハナ肇、渥美 清
チラシPDF
託児サービスあり  

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)

 

【協力】東宝株式会社、TOHOマーケティング株式会社、松竹株式会社、株式会社KADOKAWA、
    東京テアトル株式会社、株式会社テアトルプロモーション、株式会社ヨアケ

【お客様へ】上映に際しましては、試写を行うなど最善を尽くしておりますが、
      製作年数が古い作品は、映像の状態(画像・音声等)が悪い場合がございます。
      ご了承のうえ、ご覧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


*本上映会におきましては、販売席数(収容人数)の制限はいたしません。[定員の100%]

高倉 健

その横顔が、その後ろ姿が、雄弁に言葉を導き、
その台詞が、その息遣いが、幾重にも思いを伝える。
高倉健。変わらぬ姿が、いつの時代にも、驚くほど新しい。

1931年福岡県生まれ。1955年東映ニューフェイス2期生として入社し、1956年『電光空手打ち』で映画デビュー。『網走番外地』などで一世を風靡した後、任侠路線から脱し『幸せの黄色いハンカチ』などで国民的俳優として活躍。2014年11月10日永眠。享年83歳。

 

『遙かなる山の呼び声』(1980年/124分/カラー/DCP/ 松竹)

©1980 松竹株式会社
©1980 松竹株式会社

北海道東部を舞台に、四季折々の美しい自然や、人の心の温かさをスクリーンに描き切った傑作。春の嵐の夜、酪農を営む民子の家を男(高倉健)が訪れ、雨風をしのがせてほしいと懇願する。民子は男を納屋に泊まらせるが、その晩、牛が急に産気づき、男は夜を徹して出産を手伝った後、礼を言って立ち去る。やがて、夏を迎えたある日、男は再び民子の家を訪れ、牧場で働かせてほしいと口にする。若くして夫を亡くし、小学生の息子を抱えながら、女手ひとつで牧場を守る民子は申し出を受け入れ、男は納屋に住み、日々黙々と酪農作業に勤しみ始める。いつしか息子も男に懐き、三人の心が通い始めた頃……。

 

【MITAKA ARTS NEWS】

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