公開日 2025年03月01日
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三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット | チケット発売日 会員4月10日(木) / 一般4月11日(金) 【全席自由】(日時指定・整理番号付き)【会員】 前売3,000円・当日3,300円 【一般】 前売3,500円・当日3,800円 【U-22】 前売・当日とも2,500円(当日身分証拝見) 【高校生以下】 前売・当日とも1,000円(当日学生証拝見) ★早期夜公演割引の回は、すべて300円引き *「U-22」および「高校生以下」は、いずれも公演日時点 *未就学児は入場できません。 ![]() ★…早期夜公演割引 【託】…託児サービス |
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出演 | 作・演出 石黒麻衣 出演 用松 亮、安川まり、坂倉なつこ(青年団)、泉 拓磨、 吉田 庸(青年団)、渡辺裕也、川口雅子、青柳美希、石黒麻衣 |
チラシPDF | |
託児サービス | あり *5/31(土) 14:00の回のみ |
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)
あらすじ
老いた父、老いた母、そして私。
ある地方の老夫婦の暮らす一軒家で、少し前から、普段は見かけぬ娘が生活をしている。いつもは老夫婦の妻が運転する車は車庫に入れられたまま、娘は徒歩でスーパーに買い物に出かけ、時々家の前にタクシーが停まり、娘と年老いた父親が乗り込んでどこかへ出かけていく。伸びた庭の草を娘がむしっている。
地方の何の変哲もない小さな家庭を舞台に、そこに生活する者の埋もれそうな小さな声を聞く。全編茨城弁で紡ぐ家族の物語。
今回の公演に寄せて、石黒麻衣さんからのメッセージ
この作品は、コロナ禍の日常での出来事を描いたものであり、コロナ禍の只中で初演を上演いたしました。普段過ごしている日常が、変わらずずっと続くものではなく、いかに頼りなく不確かで、はかないものの上に成り立っていたかを今でもよく考えます。生活とはすべて、そういうものなのかもしれません。少しだけ状況が落ち着いた今、この作品をより俯瞰して描けるような気がしております。薄れつつある記憶と、確かにそこにあった市井の人々の生活を丁寧に思い返し記録する気持ちで、この作品と向き合うことが出来ればと思っております。
【劇団プロフィール】
石黒麻衣(劇作家・演出家・俳優)主宰の団体。
2013年旗揚げ。家族やきょうだい、友人のような身近な人々の日常を独自の緊張感とリアリティを追求した会話で描く。近年は、出身地の茨城弁による全編方言芝居を主に上演している。2020年9月には、豊岡演劇祭2020フリンジに参加。2021年には、MITAKA“Next” Selection 22ndに選出。2022年には、ユーロスペース主催のテアトロコントに出演。佐藤佐吉賞2022にて『秘密』が最優秀脚本賞を受賞。
HP: http://gekidan-futsu.com
X(旧Twitter): @gekidan_futsu