公開日 2020年05月29日

ソロデビュー20周年

上妻宏光「生一丁!」

Tour 2020–2021“伝統と革新”

原点である津軽五大民謡を“生音”で披露し、“生き様”で魅せる!

2020年9月6日(日) 15:00開演
三鷹市芸術文化センター 風のホール
チケット
*本公演は終了しました。    
【全席指定】会員4,500円/一般5,000円
*U-23(23歳以下) 4,000円
*ご入場の際に、身分証明書のご提示をお願いいたします。
※風のホール2階客席へは、エレベーターがございませんので、階段でのご案内となります。
※未就学児は入場できません。
出演上妻宏光
曲目*当日発表いたします。
チラシPDF
託児サービスあり  

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)

数々の津軽三味線の大会で優勝するなど輝かしい実績を持ち、ジャンルの垣根なく国内外のさまざまなアーティストと共演を重ねてきた上妻宏光が、風のホールに初登場します。

これまで、上妻は当財団の主催公演に2度登場しています。2015年12月には「We Banjo 3 来日ツアー2015特別公演」のゲスト奏者として、三鷹市公会堂で驚異のテクニックと抜群のリズム感、パワフルかつ叙情性あふれる演奏を披露し、客席を魅了。上妻の演奏をもっとじっくり、もっとたっぷり聴きたい! という多くのお客様の声にお応えして、今回は彼自身が三味線の生音に拘ったライヴ・プログラム「生一丁!」をお届けすることになりました。

上妻宏光は今年、ソロデビュー20周年を迎えます。日本の伝統楽器、音楽のジャンルを超え、世界30か国以上で演奏を行ってきた卓越した演奏技術で、原点である津軽民謡の“生音”の響きを体感できるプレミアムな公演! ぜひご期待ください。

上妻宏光「生一丁!」について

津軽三味線は元々、“門付け”(かどつけ)という家々の前で三味線を弾いたり、唄ったりして、お金や食べ物を貰ったりする芸から始まったと言われています。新潟に、瞽女(ごぜ)という盲目の女性たちが“門付け”をしながら津軽に流れて行き、津軽で唄や踊りを取り入れた民謡の一座を組むようになったことから、各地で演奏が行われるようになりました。それまで伴奏楽器であった三味線の前弾き(唄の前奏に入るアドリブ)が、聴衆の心を掴み、ソロ楽器として認められるようになりました。現在、伝統楽器の演奏もスピーカーを通して聴かせるのが大半であり、“生音”で聴く機会もほとんどなくなってしまいました。上妻宏光は、“洋楽器と三味線の融合による進化の可能性”を追求する一方で、三味線の歴史を考えたときに“生音にこだわる自分”がいてもいいとの思いから、このツアーを行っており、通算公演数は100を超えています。