ジャン・ロンドー　チェンバロ・リサイタル　～バッハへの道～
今最も熱い、新時代のカリスマ・チェンバリスト

今最も注目されているチェンバロ奏者、ジャン・ロンドーが風のホール初登場です。

ロンドーは1991年パリ生まれ。2012年、若干21歳という若さでブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門の第1位を獲得し、欧州連合（EU）諸国の最も有望な若い音楽家に贈られるEUBO（EUバロックオーケストラ）育成基金賞もあわせて受賞。同年、プラハの春国際音楽コンクール（第64回）のチェンバロ部門で2位に入賞し、ヨーロッパを中心に高い評価を得ています。

ソロ以外にも、リュートのトーマス・ダンフォードのアンサンブル「ジュピテール」、バロック・クァルテット「ネヴァー・マインド」等に参加するほか、ジャズ指向の音楽を演奏する「Note Forget」というグループを結成。2016年にはクリスティアン・シュヴォホー監督作品『パウラ』の音楽を作曲するなど、ユニークな活動を展開していることも特筆すべきでしょう。

今回演奏されるのは、ロンドーが日本公演のために組んだ特別プログラムです。バッハに多大な影響を与えたイタリアのフレスコバルディから今年生誕400年を迎えたオランダのスウェーリンク、フレスコバルディの薫陶を受けたドイツのフローベルガー、その影響を受けた北ドイツのベーム、そしてバッハへと至る、壮大な旅。先達の音楽がバッハに受け継がれ、やがて彼が国や時を越えた普遍的な価値を持つ音楽を数多く生み出していく様をつづります。

哲学者や宗教家のような佇まい。その指先から生まれる音はどこまでも美しく、繊細でありながらも雄弁に音楽を語ります。その先に広がる豊かな音楽の世界に抱かれてみませんか。

若き演奏家の瑞々しい感性、迸る情熱。巨星グスタフ・レオンハルトが亡くなった年の夏にブルージュ国際コンクールで最高位を得たロンドーは、まさに「星を継ぐ者」。チェンバロ演奏の新たな地平を開くロンドーに、どうぞご期待ください。

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©Shura Rusanova

【開催中止】ジャン・ロンドー　公開マスタークラス

世界的チェンバロ奏者、ジャン・ロンドー氏によるマスタークラス（公開レッスン）を開催いたします。
＊特にコロナ禍により、留学の機会を逸している方を対象にします。

通訳付きで言葉（英語、フランス語）の心配はありませんので、奮ってご応募ください。

2021年12月7日(火) 14:00-　新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、開催中止となりました。
会場  三鷹市芸術文化センター 風のホール
講師  ジャン・ロンドー

レッスン受講生

申込方法：受講希望者は、履歴書と曲目を下記までお送りください。（郵送のみ）
〒181-0012 三鷹市上連雀6-12-14（公財）三鷹市スポーツと文化財団「チェンバロ・マスタークラス」係
申込締切：11月7日(日)必着
＊申込多数の場合は、審査による選定となります。
＊受講者と受講曲目は、決定次第（11月末予定）発表いたします。

応募資格　音楽大学などでチェンバロを既に学んでおり、プロの演奏家を目指す方
受講料　20,000円（通訳料含む）

聴講

チケット（聴講券）発売日：会員9月2日(木)／一般9月9日(木) 会員10月20日(水)／一般10月28日(木)
全席自由（聴講）
会員1,800円　一般2,000円　U-23（23歳以下）1,000円
＊未就学児は入場できません。
＊入退場は、演奏中を除き自由とさせていただきます。