トウキョウ･ミタカ･フィルハーモニア 第88回定期演奏会

チェリスト、堤剛を迎えて～巨匠とともに織りなす音の饗宴～

第88回定期演奏会は、名実共に日本を代表するチェリスト、堤剛を迎えてエルガーの「チェロ協奏曲」を、さらに2024年に没後120年を迎えるドヴォルザークの交響曲第8番をお届けします！どうぞご期待ください。

堤剛（チェロ独奏）©鍋島徳恭

ソリスト堤剛さんからのメッセージ

このたび沼尻竜典マエストロの指揮により、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアと、エルガーのチェロ協奏曲を共演させていただくのをとても楽しみにしております。
皆さまもご存じのように、エルガーはイギリス人にとって芸術面でのいわば「ヒーロー」ですが、このコンチェルトは、大作曲家の精神性が溢れる面だけでなく、チェロという楽器の特性をも十分に活かし、チェリストにとって技術的にとてもチャレンジングな面もある作品です。しかもそうした偉大さだけでなく、心の奥底を覗いているかのような素晴らしいメロディーも豊富です。さらにオーケストレーションにも秀でており、オーケストラの魅力を十分に活かしながら、しかも決してチェロの音に被ってしまわないという、本当に見事な音楽作りです。
絶妙のオーケストラ・コントロールの力を持つ沼尻さんとそれに柔軟に応えるトウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア！きっと私にとっても忘れられない体験になることでしょう。

好評企画  リハーサル見学会

本公演前に開催するリハーサルの一部をご覧いただく恒例の見学会です。プロのオーケストラが本番に向けてどのように音楽を作り上げていくのか、その過程が見られる貴重な機会です。