公開日 2024年11月02日
フライブルク・バロック・オーケストラ(管弦楽)
- クリスティアン・ベザイデンホウト
(首席客演監督/フォルテピアノ)
©Marco Borggreve
三鷹市芸術文化センター 風のホール
チケット | チケット発売日会員11月21日(木) / 一般11月28日(木) 【全席指定】会員 S席6,750円・A席5,850円 / 一般 S席7,500円・A席6,500円O-70(70歳以上/A席限定)5,850円 / U-23(23歳以下/A席限定)4,000円 *U-23の中学生以上の方およびO-70ご利用の方は、入場の際に身分証明書のご提示をお願いいたします。 *未就学児は入場できません。 |
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出演 | フライブルク・バロック・オーケストラ(管弦楽) クリスティアン・ベザイデンホウト(首席客演監督/フォルテピアノ) |
曲目 | ハイドン:交響曲第74番 変ホ長調 Hob.I:74 モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453* ヨハン・クリスティアン・バッハ:交響曲 ト短調 op.6-6 モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュナミ」(ジュノム)* *使用楽器(フォルテピアノ)…ポール・マクナルティ(2002年作)によるアントン・ワルター・モデル(1800年頃) |
チラシPDF | |
託児サービス | あり |
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)
2023年10月にイザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、クリスティン・フォン・デア・ゴルツ(チェロ)と共にチェンバロで素晴らしい演奏を聴かせてくれた鍵盤楽器奏者、クリスティアン・ベザイデンホウト。「モーツァルトの再来」とも称されるベザイデンホウトが、今回はフォルテピアノの演奏で、「古楽界のベルリン・フィル」フライブルク・バロック・オーケストラ(FBO)と共に風のホールに登場します。
コロナ禍で一旦延期になった本公演が、三鷹市芸術文化センター開館30周年を迎える2025年に、ついに実現! FBOは当センター風のホールに、2012年の初来日公演以降通算5度目の登場です。
FBOは1987年の結成以来、バッハをはじめとするバロック時代の管弦楽作品からハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン等の交響曲や協奏曲、ヘンデルやモーツァルトのオペラを活き活きと弾むようなテンポで演奏し、今生まれたばかりであるかのような新鮮さを持ち合わせた秀演を世界各地で繰り広げています。風のホールにおいても、親密で演奏する歓びや聴き手と共に音楽を分かち合う祝祭的な喜びに満ちたFBOのパフォーマンスが、多くのお客様の心をつかんできました。
一方のベザイデンホウトは、モーツァルト研究のチャーミングな実践者としてのみならず、FBOの辣腕ディレクターとしての才能も発揮しています。本公演は、ベザイデンホウトの自由闊達、縦横無尽に繰り広げられる弾き振りをFBOとの共演で聴ける絶好の機会となります。
今回は、モーツァルトのピアノ協奏曲第17番と第9番「ジュナミ」(ジュノム)をメインに据えたプログラムをお贈りします。第9番「ジュナミ」は、舞踊家を父に持つフランスの鍵盤楽器奏者ヴィクトワール・ジュナミ(1749–1812)に捧げられたという説で知られており、軽快な第3楽章にあって、突然登場する“カンタービレ”と指示された「メヌエット」に意表を突かれます。第17番は、1784年当時、モーツァルトが貴族の子どもたちに教えていた中でも特に優秀だったバルバラ・プロイヤー嬢のために作曲したと言われる、愛らしさにあふれた作品です。
ベザイデンホウトとFBOによる現在、最も理想的と言えるモーツァルト:ピアノ協奏曲演奏の顔合わせ。「古楽演奏なら風のホール」とのお墨付きを演奏家と聴衆の双方からいただいている当ホールが、自信をもってお贈りするコンサートです。どうぞお聴き逃しなく!