公開日 2025年05月14日

2021年クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールに19歳で優勝
驚くべき才能に世界が注目の新星、風のホールに初登場!
- 中川優芽花(ピアノ)
©Susanne Diesner
三鷹市芸術文化センター 風のホール
チケット | チケット発売日会員7月8日(火) / 一般7月10日(木) 【全席指定】会員 S席3,600円・A席2,700円一般 S席4,000円・A席3,000円 O-70(70歳以上/ A席限定)2,700円 U-23(23歳以下/ A席限定)2,000円 *U-23の中学生以上の方およびO-70ご利用の方は、入場の際に身分証明書のご提示をお願いいたします。 *未就学児は入場できません。 |
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出演 | 中川優芽花(ピアノ) |
曲目 | モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番 変ロ長調 K.281 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 K.570 モーツァルト:アダージョ ロ短調 K.540 *** モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280 ショパン:4つのマズルカ op.30 I 第18番 ハ短調、II 第19番 ロ短調 III 第20番 変ニ長調、IV 第21番 嬰ハ短調 ショパン:夜想曲第17番 op.62-1 ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調 op.53「英雄」 |
チラシPDF | |
託児サービス | あり |
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)
2001年生まれ、彗星のごとく現れたピアニスト、中川優芽花。彼女は、若手ピアニストの登竜門として知られるスイスの難関、クララ・ハスキル国際ピアノコンクール(2021年)に優勝。同コンクールはクリストフ・エッシェンバッハ、内田光子、ミシェル・ダルベルトなど名だたる演奏家を輩出したことでも知られており、日本人の優勝は坂上博子(1987)、河村尚子(2007)、藤田真央(2017)に続き、彼女が4人目でした。ドイツで生まれ育ち、現在も同国フランツ・リスト音楽大学で学ぶ彼女は、2022年の日本本格デビュー以降、行く先々で大絶賛を浴びています。
風のホール初登場となる今回は、彼女が好きな作曲家であるモーツァルト、ショパンからの選曲です。前半は、彼女ならではのクリアで美しい音色をぜひ聴いていただきたい、モーツァルト。音数の少ないモーツァルトのソナタ、アダージョから多彩な楽想を引き出して描き分ける繊細な音楽性にぜひご注目ください。後半は、モーツァルトのソナタ1曲に続いて、ショパンのパートです。ロマンティックなノクターンを挟んで、彼が終生愛したポーランドの民族舞踊のマズルカ、ポロネーズが並びます。深い叙情とポエティックな雰囲気をまとった作品30のマズルカ、ロマンティシズムの薫り高いノクターン、ダイナミックで劇的な表現が織り交ぜられた「英雄ポロネーズ」。中川の深い音楽性と圧倒的なピアノのコントロールに接する絶好の機会と言えましょう。
中川は、今年5月に開催されるエリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門への出場が予定されており、今後の活躍が大いに期待されている逸材です。ぜひご期待ください。