公開日 2025年07月04日

知と情熱が響き合う
現代最高峰デュオの極まる技、研ぎ澄まされた感性
- ㊤イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
©Felix Broede
㊦アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
©Molina Visuals
三鷹市芸術文化センター 風のホール
チケット | チケット発売日会員8月5日(火) / 一般8月7日(木) 【全席指定】会員 S席6,300円・A席5,400円一般 S席7,000円・A席6,000円 O-70(70歳以上/ A席限定)5,400円 U-23(23歳以下/ A席限定)4,000円 *U-23の中学生以上の方およびO-70の方は、入場の際に身分証明書のご提示をお願いいたします。 *未就学児は入場できません。 |
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出演 | イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ) |
曲目 | プロコフィエフ:5つのメロディ Op.35bis ショスタコーヴィチ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.134 *** シェーンベルク:幻想曲 Op.47 ブゾーニ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番 Op.36a |
チラシPDF | イザベル・ファウスト & アレクサンドル・メルニコフ[PDF:1.69MB] |
託児サービス | あり |
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)
繊細かつ芯のある美音、真摯で知的探求心にあふれる演奏。バロックから前衛的な現代作品まで、幅広いレパートリーを持つ世界最高峰のヴァイオリニストの一人、イザベル・ファウスト。伝説の巨匠リヒテルが絶賛し、近年ますます雄弁で深みのある演奏を聴かせるアレクサンドル・メルニコフ。この現代最高峰のデュオを聴く絶好の機会が、コロナ禍に開催された2021年1月の公演以来、再び巡ってきました。
今回、ファウストとメルニコフが披露するプログラムは、1800年代後半から1900年代初頭に生まれ、19世紀末から20世紀に活躍した4人の作曲家̶ロシアのプロコフィエフとショスタコーヴィチ、オーストリアのシェーンベルク、イタリアのブゾーニに焦点を当てています。
前半は、プロコフィエフがアメリカで暮らしていた1925年に、ヴォカリーズ(歌詞を付けずに母音のみで歌う歌唱法)のために書いた「5つの歌曲」をヴァイオリンとピアノのために編曲した「5つのメロディ」、ショスタコーヴィチが20世紀最大のヴァイオリニスト、オイストラフの60歳の誕生日を記念して作曲したソナタOp.134が続きます。
後半は、アメリカのヴァイオリニストであるコルドフスキーの思い出に捧げたシェーンベルクの最後の器楽曲「幻想曲」、バッハの「幸いなるかな、おお魂の友よ」BWV517の旋律を主題とする変奏や作曲者自身の作品からの引用等で構成されたブゾーニのソナタ第2番で構成されています。
音楽への真摯な思いと情熱を込めた、知的で感受性豊かな二人の演奏は、どの時代、どの作品においても聴き手の心を捉えて離しません。今を生きる私たちからそう遠くない昔に生まれた、先鋭的な作曲家による作品の数々を、この二人だからこそ聴いていただきたい、お勧めのコンサートです。
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