トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア


©YUSUKE TAKAMURA

沼尻竜典

沼尻竜典(トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア 音楽監督・指揮)
Ryusuke Numajiri, Music Director / Conductor

三鷹市出身。トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア音楽監督、神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、びわ湖ホール桂冠芸術監督。

ベルリン留学中の1990年、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。以後、ロンドン響、モントリオール響、ベルリン・ドイツ響、ベルリン・コンツェルトハウス管、フランス放送フィル、トゥールーズ・キャピトル管、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、シドニー響、チャイナ・フィル等、世界各国のオーケストラに客演を重ねる。国内ではNHK交響楽団を指揮してのデビュー以来、新星日本響、東京フィル、名古屋フィル、日本フィル、群馬響、日本センチュリー響のポストを歴任。ドイツではリューベック歌劇場音楽総監督を務め、オペラ公演、劇場専属のリューベック・フィルとのコンサートの双方において数々の名演を残した。ケルン歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、バーゼル歌劇場、シドニー歌劇場等へも客演。16年間にわたって芸術監督を務めたびわ湖ホールでは、ミヒャエル・ハンペの新演出による《ニーベルングの指環》を含め、ワーグナー作曲の主要10作品をすべて指揮した。14年には横浜みなとみらいホールの委嘱でオペラ《竹取物語》を作曲・初演、国内外で再演されている。CD録音も多く、数万枚を販売するベストセラーとなった東京都響との「日本管弦楽名曲集」、芸術選奨新人賞を受けた「武満徹・ARC」をはじめとする現代音楽のほか、ベートーヴェン交響曲全集、メンデルスゾーン交響曲全集も名盤として名高い。最新盤はミタカ・フィルとのモーツァルトの交響曲第39番&41番。17年紫綬褒章受章。2021年秋、三鷹市名誉市民となる。

沼尻竜典公式ホームページ https://ryusukenumajiri.com/ja/
公式Facebookページ https://www.facebook.com/numajiri1990/

トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア
Tokyo Mitaka Philharmonia

トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアは、1995年三鷹市芸術文化センター開館時に三鷹市出身の指揮者、沼尻竜典の呼び掛けにより誕生したトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズが創立20周年を迎えたことを機に、2016年に名称を変更したプロフェッショナル・オーケストラである。三鷹市芸術文化センター風のホールに本拠を置き、びわ湖ホール芸術監督など国内外で活躍を続ける沼尻竜典を音楽監督に擁し、メンバーは国内外のオーケストラやソリストとして活躍する日本人の若手演奏家が多く参加しているのが特徴である。同センターでの定期演奏会のほか、活動の舞台を三鷹市以外にも広げて演奏活動を展開する。メンバーは、みたかジュニア・オーケストラの演奏指導、三鷹市内の小学校へのアウトリーチも行うなど、活動は多岐にわたる。


第73回定期演奏会(2016年7月)出演メンバーより©YUSUKE TAKAMURA

最新公演情報

第91回定期演奏会

トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア 第91回定期演奏会
2025年7月27日(土) 15:00開演 *本公演は終了しました。
三鷹市芸術文化センター 風のホール

出演
沼尻竜典(音楽監督・指揮)
トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア(管弦楽)
萩原 潤(アイゼンシュタイン)
船越亜弥(ロザリンデ)
冨平安希子(アデーレ)
黒田祐貴(ファルケ)
重島清香(オルロフスキー公爵)
風のホール祝祭声楽アンサンブル(合唱)

曲目
モーツァルト:ピアノ協奏曲第3番 ニ長調 K.40
シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D759「未完成」
ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』よりスペシャル・セレクション