公開日 2026年05月12日

はためく光 Fluttering Light/高松明日香展
 

2026年 6月20日(土) 〜 7月20日(月・祝)
開館時間:10:30〜17:30
観覧無料
休館日:月曜日(7/20は開館)
協力:GALLERYエクリュの森

会場 三鷹市桜井浜江記念市民ギャラリー
〒181-0013 三鷹市下連雀3-42-3 1階 *三鷹駅から徒歩5分
問合せ Tel: 0422-29-9868(三鷹市公会堂)

 
はためく光 Fluttering Light/ 高松明日香展
 

2017年秋、高松明日香(1984–)は三鷹市美術ギャラリーにて個展を開催しています。そのときのタイトルは「届かない場所」でした。未だ届かぬ未来とすでに届かぬ過去のあいだのここを生きる私たちの仕草を、高松はていねいに、問いかけるように、ただ提示したのです。「届かない場所」とは否定的事態ではありませんでした。私たちのの前提なのです。今回の展示で高松は、このここということの内実を、より深く解き明かそうとしているように見えます。私たちのこことは、意識した瞬間に消え去るだけのものではなく、実は同時並列的に過去も未来も重なり合って生成している、こんなイメージに近いかも知れません。象徴的な近景遠景が交錯するのはきっとそのことに関連しているのでしょう。高松の作品の特徴であるカンヴァスの組み合わせという手法も、画家が絵を描きはじめた当初から、たとえ無意識にでもそうした時間のありようを希求するところがあったからだと思います。高松の実家の離れには学生時代から描きためた様々な部分や欠片がありました。それらが今、少しずつ画家のなかで展開してゆくのを眺めているようです。小さな展示室ですが、どうぞ可能性の塊のようなこの画家の時空に触れてみてください。