公開日 2017年05月30日
Cucumber+三鷹市芸術文化センターPresents
土田英生セレクション vol.4『きゅうりの花』
皆が皆、精一杯生きる中での、人と人との切ないまでの関わりを、
時に温かく、時に軽妙に描ききる、土田英生の舞台。
その、土田英生の代表作にして、初演から20年近く経った今も、
まったく色褪せることのない、珠玉の会話劇『きゅうりの花』の上演です。
- 撮影:西山榮一(PROPELLER.)
上演時間:1時間50分(途中休憩はございません)
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット | 本公演は終了しました。
【全席自由】【会員】前売3,400円・当日3,600円【託】託児あり ☆早期観劇割引 ★平日マチネ割引 ◆ 終演後、アフタートークを実施いたします。 【一般】前売3,800円・当日4,000円 【学生】2,000円(前売・当日とも) 【高校生以下】1,000円(前売・当日とも) ☆早期観劇割引 ★平日マチネ割引 の公演は、会員・一般のみ各400円引き *日時指定・整理番号付 |
---|---|
出演 | 作・演出:土田英生 出演:内田淳子、加藤 啓(拙者ムニエル)、 金替康博(MONO)、神田聖司、諏訪 雅(ヨーロッパ企画)、 千葉雅子(猫のホテル)、土田英生(MONO) [五十音順] |
チラシPDF | flyer[PDF:746KB] |
託児サービス | 申込終了 |
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)
◆アフタートーク出演者
7月29日(土)19:00の回終演後/加藤啓、千葉雅子、土田英生
8月1日(火)19:30の回終演後/内田淳子、金替康博、土田英生
8月2日(水)19:30の回終演後/神田聖司、諏訪雅、土田英生
『きゅうりの花』あらすじ 劇団特設サイト☞ http://cucumber-m.com/selection4/
《下河部町》という小さな町がある。後継者の不在や嫁不足に悩む過疎の町だ。
この町の文化施設では青年会のメンバーたちがサークル活動をしている。
青年会とは呼びつつも平均年齢は高く、その定義は曖昧だ。
ある日、町の活性化を図るためのイベントとして、
地元に伝わる民謡をアレンジした踊りを、
東京で踊ろうという話が持ち上がるのだが……。
その土地から離れられない者、その土地に新たに住み始めた者、
その土地に絶望している者、その土地に馴染もうと懸命に努力する者。
様々な思いが交錯する中、イベントの日はやってきた。
土田英生セレクションとは
VOL.3「算段兄弟」 2015年7〜8月
VOL.2「燕のいる駅」 2012年5月
劇作家・演出家の土田英生が、過去に発表した自作をリライト(再創作)し、自身が望んだ俳優・スタッフと舞台を創作する企画。これまでに、三鷹市芸術文化センター星のホールで『―初恋』(2010)、『燕のいる駅』(2012)『算段兄弟』(2015)を上演し、今回が4回目の公演となる。
HP | http://www.c-mono.com
Twitter | @hideoselection
土田英生プロフィール
1989年に「B級プラクティス」(現MONO)結成。1990年以降全作品の作・演出を担当する。『その鉄塔に男たちはいるという』(1998)で第6回OMS戯曲賞大賞を受賞。文学座『崩れた石垣、のぼる鮭たち』(2001)、MONO『チェーホフを待ちながら』(2009)がそれぞれ文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。その他、『斉藤さん』シリーズ( NTV )、『約三十の嘘』(映画)などテレビドラマ・映画脚本の執筆も多数。2017年、小説『プログラム』を上梓。
今回の公演に寄せて、土田英生さんからのメッセージ
出世作と呼ばれる作品がどの劇作家にも存在するとすれば『きゅうりの花』が私にとってはまさにそれです。昔、上演した後の手応えを懐かしく思い出します。
自画自賛になるのは嫌だけれど、オーソドックスな手法で書かれた、ウェルメイドな作品だと改めて思いました。
この作品を実力派ばかりの新たなキャストで上演できることがとても嬉しい。きっと面白い作品になりますので、楽しみにしてください。
インタビュー
出演の加藤啓さん、金替康博さん、千葉雅子さん、作・演出・出演の土田英生さんに、お話を伺いました。
インタビューは、こちらをご覧ください。☞ http://mitaka-sportsandculture.or.jp/interview/20170728/
【MITAKA ARTS NEWS】*上のインタビューとは別の収録です。(出演:内田純子、加藤 啓、諏訪 雅、土田英生)
『きゅうりの花』 CAST(役名)
内田淳子(近藤由紀子)
スーパーの一人娘。離婚して下河部町に戻ってきた。昔、マドンナ的な存在だった。
加藤 啓(永井智弘)
独身。下河部町役場勤務。結婚願望が強い。幼い頃から近藤由紀子に想いを寄せている。
金替康博(重松隆男)
東京で大手企業に勤めていたが、リストラされ地元に戻ってきた。実家で書店を営む。
神田聖司(重松正文)
農家の三男。いつか有名になるという漠然とした野心だけ持っている。努力はしない。
諏訪 雅(重松雄介)
自然農を営む一匹狼。自分を哲学者だと思っている。正文の一家とは常に揉めている。
千葉雅子(重松美土里)
隆男の妻。横浜出身。この土地に馴染めず苦しんでいる。味噌ときゅうりが嫌い。
土田英生(松本 努)
下河部町役場勤務。父親が町長だったこともあり、将来の町長候補。永井をいじめるのが趣味。
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード