公開日 2022年09月02日

第27班『蛍』
第27班『蛍』
『蛍』2019年3月/萬劇場
2022年12月2日(金)〜12月11日(日) 全13公演
上演時間:約2時間15分(途中休憩なし)
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット
*本公演は終了しました。    
【全席自由】(日時指定・整理番号付き)
【会員】前売 3,000円 / 当日3,300円
【一般】前売 3,500円 / 当日3,800円
【U-25】前売・当日とも2,000円(当日身分証提示)
【高校生以下】前売・当日とも1,000円(当日学生証提示)
★早期観劇割引・平日昼公演割引 すべて500円引き
出演作・演出:深谷晃成
出演:鈴木あかり、佐藤新太、大垣友、もりみさき(以上、第27班)
   高橋茉琴、松田将希、小関えりか、髙橋龍児(ブルドッキングヘッドロック)
   松本みゆき(マチルダアパルトマン)、石井舞、久保磨介、成瀬志帆
   佐藤美輝、小野里茉莉
チラシPDF第27班『蛍』[PDF:1.55MB]
託児サービスあり  *12/3(土)のみ

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)


★… 早期観劇割引 ☆… 平日昼公演割引 【託】… 託児あり

あらすじ

第27班『蛍』2019年3月/萬劇場
『蛍』2019年3月/萬劇場

 天才と称された棋士がいた。彼は対局のたびに奇抜な衣装を着ることから世間の注目を浴びていた。とあるニュースサイトの記者は彼の数奇な人生を追っていく。

 凡才の男がいた。若い頃は秀才と言われていたが、気が弱く、自信がないため何事も成すことができなかった。憧れの人にも近づけず、家族も冷め切っていた。

 いつだって人は戦い続けなくてはならない。
 過去に負けても、未来がなくても、今その瞬間、命を燃やさなきゃいけない。

 第27班が手掛ける棋戦を舞台にした、愛のための群像劇。

 

第27班『蛍』2019年3月/萬劇場
『蛍』2019年3月/萬劇場
第27班『蛍』2019年3月/萬劇場
『蛍』2019年3月/萬劇場

 

Profile

第27班『蛍』

代表の深谷晃成が尚美学園大学在学中に劇団「第27班」を結成、旗揚げ。『令和の群像劇団』をコンセプトに、リアルタイムを生きる人々の苦悩、葛藤、恋愛、性をテーマにおセンチとユーモアを織り交ぜた群像劇を創る。2020年日本演出者協会主催「若手演出家コンクール2019」にて最優秀賞受賞2021年劇作家協会主催「第27回新人戯曲賞」最終選考ノミネート

HP|https://teamthe27.wixsite.com/official27
Twitter|@Teamthe27

 

本公演に寄せて 作・演出:深谷晃成 Kosei Fukatani


撮影:太郎

 2019年、初演の『蛍』を執筆している間、「戦い続けること」について考えていました。当時、世の中どいつもこいつもモチベーションを殺しに掛かってくることばかり言ってくるなあと感じておりました。
 「無理してまで戦わなくていいんだよ」という声も聞こえてきます。その都度、足を止めたいな、いっそ負けちゃいたいなと呟いたりもしましたが、それでもやはり戦いたくて仕方がないのです。あがける希望があるのなら、たとえ無様(ぶざま)でもあがきたいのです。

 誰しもが戦わければならない時代は終わりつつあります。が、戦わずにはいられない人を僕は知っています。そりゃあ勝ちたいよ。このままじゃ終われないよ。
 あがく人生の群像劇です。ご期待ください。

インタビュー


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