公開日 2023年11月02日

CINEMA SPECIAL 料理が心を結ぶ、映画特集『南極料理人』

大切な人との食事の時間は、かけがえのない至福のひととき。
そして、食べる人のことを思い浮かべながら料理を作る時間もまた、喜びを感じる瞬間です。

今回の映画特集では、料理が人と人とを結んでいく、
心温まる作品の数々を上映いたします。

CINEMA SPECIAL 料理が心を結ぶ、映画特集『南極料理人』
©2009「南極料理人」製作委員会
『南極料理人』
2024年1月27(土) 午前の部11:00〜13:05 / 午後の部14:00〜16:05【完全入替制】
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット
【完売】*本上映会は終了しました。    
【全席指定】各回 会員450円 / 一般500円 / 学生400円(当日学生証提示)
*未就学児は入場できません。
上映作品『南極料理人』
(2009年/125分/カラー/DCP/ 東京テアトル)
監督・脚本:沖田修一
原作:西村淳『面白南極料理人』(新潮文庫)
出演:堺 雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾
チラシPDF
託児サービスあり  

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)


【協力】日活株式会社、株式会社博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、東京テアトル株式会社

【客席内での飲食について】
客席内でのお食事は、お断りしております。お飲み物は、ペットボトルや水筒などの、きちんと蓋が閉まるものでしたら、客席内にお持ち込みいただき、上映中でもお飲みいただけます。

『南極料理人』(2009年/125分/カラー/DCP/ 東京テアトル)

極寒の地で、過酷な1年間の任務を過ごす、南極観測隊。
悪天候が続くと、何日も屋外に出ることすらできない厳しい環境の中で、
朝昼晩の食事は、閉ざしてしまいがちな心を潤す、大切な時間であった…。
観測隊の料理人を主人公に、南極での日常を、ユーモラスに描いた人間ドラマ。

海上保安庁の巡視船の厨房で働いていた西村(堺雅人)は、突然、南極観測隊の料理人を命ぜられる。しかも、その赴任先は、南極の昭和基地からも遠く離れた、陸の孤島のような観測地「ドームふじ基地」。妻と娘、そして生まれたばかりの息子と離れての1年間に心が沈み、途方に暮れる彼の任務は、同じ基地で働く隊員8人の食事を作ること。厳寒期には何日も基地から出ることができず、過酷な状況の中で働く隊員たちにとって、食事のひとときは、なによりも楽しみにしている時間。しかし、家族や恋人から遠く離れての南極生活は、徐々に隊員たちのストレスを生んでいき、いつしか小さな争い事や突飛な行動が増えていく。西村は、そんな彼らのストレスを食事で癒そうと、限られた備蓄食料の中で創意工夫をこらし、料理をふるまっていくのだが…。

原作者の西村淳が、かつて海上保安官として南極観測隊に参加した経験を基にした著書を映画化。主人公が作る数々のおいしい料理を通して、隊員たちの心がほぐれていく様子が、温かく描かれる。