公開日 2024年01月08日
大切な人との食事の時間は、かけがえのない至福のひととき。
そして、食べる人のことを思い浮かべながら料理を作る時間もまた、喜びを感じる瞬間です。
今回の映画特集では、料理が人と人とを結んでいく、
心温まる作品の数々を上映いたします。
- ©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2024年 3月23日(土) 午前の部11:00–12:51 / 午後の部14:00–15:51【完全入替制】
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット | 【完売】*本上映会は終了しました。 【全席指定】各回 会員450円 / 一般500円 / 学生400円(当日学生証提示)*未就学児は入場できません。 |
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上映作品 | 『土を喰らう十二ヵ月』 (2022年/111分/カラー/DCP/日活) 監督・脚本:中江裕司 原作:水上 勉『土を喰う日々 ̶わが精進十二ヵ月̶』(新潮文庫) 水上 勉『土を喰ふ日々 わが精進十二ヶ月』(文化出版局) 出演:沢田研二、松たか子、西田尚美、尾美としのり |
チラシPDF | |
託児サービス | あり |
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)
【協力】日活株式会社、株式会社博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、東京テアトル株式会社
【客席内での飲食について】
客席内でのお食事は、お断りしております。お飲み物は、ペットボトルや水筒などの、きちんと蓋が閉まるものでしたら、客席内にお持ち込みいただき、上映中でもお飲みいただけます。
『土を喰らう十二ヵ月』(2022年/111分/カラー/DCP/日活)
©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
食べることは、生きること。
豊かな自然に囲まれた山荘で、丁寧に淡々と、ひとり暮らす主人公。
彼が作る、四季折々の旬の食材を使った目にも美しい料理を通して、
豊かな生き方とは何かを、ゆっくりと問いかけてくれる、珠玉の一品。
人里離れた長野の山荘に、一人で暮らしている作家のツトム(沢田研二)は、山で獲れた山菜や、畑で育てた野菜を料理し、季節の移ろいを丁寧に楽しみながら執筆活動をしていた。時折、担当編集者で恋人でもある真知子(松たか子)が東京から訪ねてきては、旬の食材を二人で料理して一緒に食べる時間を大切に過ごしていたが、ツトムは、13年前に他界した妻の遺骨を、いまだに墓に納められずにいた…。
四季折々の旬の食材を使った、目にも美しい料理が次々とスクリーンに映し出される様に、心が洗われていく。自然とともに一人静かに暮らす主人公を演じた沢田研二は、第96回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞をはじめとする数々の賞を受賞した。