公開日 2024年05月05日
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット | 【完売】*本公演は終了しました。 【全席指定】会員2,700円 / 一般3,000円 / 高校生以下1,000円 *未就学児は入場できません。【お1人様 4枚まで】 同一のお客様が4枚までのご購入は可能ですが、5枚以上は購入できません。 |
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出演 | 吹越 満 朗読作品:『人間失格』〈責任編集・吹越満(2024)〉 |
チラシPDF | 第23回 太宰を聴く 出演 吹越 満[PDF:343KB] |
託児サービス | あり |
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)
協力:株式会社テイクオフ
吹越 満 Fukikoshi Mitsuru プロフィール
1965年2月17日生まれ。青森県出身。
近年の映像出演作は、EX「特捜9」シリーズ全出演、NHKBSプレミアム「広重ぶるう」(24)、映画「i ai アイアイ」(24)、TX「闇バイト家族」(24)、映画「Love Will Tear Us Apart」(23)、Netix「THE DAYS」(23)、映画「Winny」(23)、映画「銀平町シネマブルース」(23)、映画「天上の花」(22)、Netix「新聞記者」(22)など。
舞台では、「ねじまき鳥クロニクル」(23/20)、城山羊の会「石橋けいのあたしに触らないで!」(20)、「プルートゥ」(17)、「相談者たち」三鷹市芸術文化センター 星のホール(17)、フキコシ・ソロ・アクト・ライブ「-夜-」(17)、「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」(16)、城山羊の会「水仙の花 narcissus」三鷹市芸術文化 センター星のホール(15)など。
今なお世代を超えて読み継がれている太宰治は、昭和14年9月に三鷹市(当時は三鷹村)下連雀に居を構え、戦時中の疎開期間を除き、昭和23年にこの世を去るまで、この地で暮らしました。
太宰の眠る禅林寺は、芸術文化センターのすぐそばにあり、毎年6月19日の「桜桃忌」には、たくさんの太宰ファンが訪れています。
太宰を偲んで始めた「太宰を聴く」も23回目を迎えました。
本年の朗読は、数々の話題作で硬派な役から個性的な役まで幅広く演じられている俳優、吹越 満さんです。ご期待ください。
ども。太宰を聴く、第23回に出演します吹越満です。
そうなのです、引き受けたのは自分なのですから何言ってんだ今になって、な話なのです。なんて大変な仕事を受けてしまったのだろう、森元さん(三鷹市芸術文化センターの)なんで俺になんか頼むんだよぉ、と引き受けた自分ではなく森元さんをちょっと恨みながら、日々、新潮文庫とにらめっこをしております。
長編を読む、と決めてしまいましたので、気分は、普段全く運動なんてしない人が、いきなり来月のフルマラソンに出ることになってしまった人の気分です。
まずは、軽いジョギング1キロ。軽く流して読み。そして5キロ、毎日継続することが大事。リズムとブレスを意識して10キロ。句読点に気をつけて15キロ。意味に気をつけて20キロ。タイムを計り、昨日より良い結果をめざし30キロ。当日の走りを想定して40キロ。40キロ読む。繰り返し40キロ読む必要がある、と気付いて必死。
本番は、睡眠と食事に気をつけて酒と煙草を控え、不眠と酒と薬と女で失格した人間の手記を、なるべく万全の体調で、なるべく廃人の気分で、読み終わりたい。
吹越満
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