公開日 2026年09月11日

城山羊の会『質問する女』

本音と嘘と建前をまとった大の大人が、大の大人であり続けるために
ささやき、叫びふりかざす弁明をじっくりと味わう舞台、城山羊の会

『平和によるうしろめたさの為の』 撮影:辺見真也
『平和によるうしろめたさの為の』
撮影:辺見真也
2026年 12月4日(金)~13日(日)  全15公演
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット
チケット発売日 会員10月22日(木) / 一般10月23日(金)    

城山羊の会『質問する女』ts

【託】…託児サービス

 
【全席自由】(日時指定・整理番号付き)
【会員】前売 3,800円・当日4,300円
【一般】前売 4,300円・当日4,800円
【U-24】前売・当日とも2,200円(当日年齢が確認できるものを拝見)
【高校生以下】 前売・当日とも1,000円(当日学生証拝見)
*「U-24」および「高校生以下」は、いずれも公演当日の年齢
*未就学児は入場できません。
出演作・演出:山内ケンジ
出演:東野絢香、松浦祐也、岩谷健司、島田桃依、
   岡部ひろき、笠島 智、岡部たかし、吹越 満
チラシPDF
託児サービスあり  *12/5(土) のみ

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)


KAAT×城山羊の会『勝手に唾が出てくる甘さ』 撮影:益永 葉
KAAT×城山羊の会『勝手に唾が出てくる甘さ』
撮影:益永 葉
『萎れた花の弁明』
『萎れた花の弁明』
KAAT×城山羊の会 『勝手に唾が出てくる甘さ』 撮影:益永 葉
KAAT×城山羊の会 『勝手に唾が出てくる甘さ』
撮影:益永 葉
 

その女は、質問する女である。
初めは知人に質問していた。やがて見ず知らずの人にも。男性にも女性にも。
時には動物にも質問していた。
女の質問は、その時によって違うが「駅への道はどこですか ? 」
「この花はなんという花ですか ? 」から「どうして人はこんなにも自分勝手なんでしょう? 」
「どうして国家は間違えていると分かっているのに、間違ったことをするのでしょう? 」
から巡り巡って「あなたはあたしを好きですか ? 」までいろいろ。
これに対して、つまり質問された人々の反応がまたさまざまで、なかなか面白いのです。
とはいえ、こういうものだから退屈な部分もあるかもしれない。ほとんど退屈かもしれない。
でも時々面白いかもしれない。
いずれにしろ、とにかくこれをやらねばならなくなってきたのです。

 
Profile

大ベテランの CM ディレクターであった山内ケンジが2004年から突然、演劇の作・演出を開始。制作プロデューサー城島和加乃と『城山羊の会』発足。2015年、『トロワグロ』で第 59 回岸田國士戯曲賞を受賞。
22年、『温暖化の秋 -hot autumn-』で第74回読売文学賞戯曲シナリオ部門を受賞。

HP: https://shiroyaginokai.com/
X: @shiroyaginokai

 

本公演に寄せて 作・演出 山内ケンジ

作・演出 山内ケンジ
作・演出 山内ケンジ

毎回、申し上げていますが、城山羊の会にとってホームグラウンド、と言って過言ではないところの三鷹市芸術文化センター星のホール。今年もありがとうございます。前回は 2023年12月『萎れた花の弁明』でした。今にして思えば、2007年に、当時三鷹市芸術文化センター職員でありプログラミング・ディレクターであった森元隆樹さんからのお誘いで『若い夫のすてきな微笑み』を上演、そこからなんと通算8回、森元さんにも毎回、導入部に出演してもらいながらの、『萎れた花の弁明』がその最後となりました。そう書きますと、まるで森元さんが亡くなったかのように聞こえますが、そうではありません。退館されて、今は更に演劇界で活躍されています。そして、本年12月は、初めて森元さんのマエセツ、及びあの本編への導入がない城山羊の会、ということになります。果たしてそれは可能なのか。成立するのか ? なかなか淋しく、難しいとは思いますが、それもまた人生。導入の面白さが失われた分、内容で盛り返す所存であります。ご期待ください。