公開日 2026年09月11日

本音と嘘と建前をまとった大の大人が、大の大人であり続けるために
ささやき、叫びふりかざす弁明をじっくりと味わう舞台、城山羊の会

- 『平和によるうしろめたさの為の』
撮影:辺見真也
三鷹市芸術文化センター 星のホール
| チケット | チケット発売日 会員10月22日(木) / 一般10月23日(金) 【全席自由】(日時指定・整理番号付き)
【託】…託児サービス 【会員】前売 3,800円・当日4,300円 【一般】前売 4,300円・当日4,800円 【U-24】前売・当日とも2,200円(当日年齢が確認できるものを拝見) 【高校生以下】 前売・当日とも1,000円(当日学生証拝見) *「U-24」および「高校生以下」は、いずれも公演当日の年齢 *未就学児は入場できません。 |
|---|---|
| 出演 | 作・演出:山内ケンジ 出演:東野絢香、松浦祐也、岩谷健司、島田桃依、 岡部ひろき、笠島 智、岡部たかし、吹越 満 |
| チラシPDF | |
| 託児サービス | あり *12/5(土) のみ |
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)
その女は、質問する女である。
初めは知人に質問していた。やがて見ず知らずの人にも。男性にも女性にも。
時には動物にも質問していた。
女の質問は、その時によって違うが「駅への道はどこですか ? 」
「この花はなんという花ですか ? 」から「どうして人はこんなにも自分勝手なんでしょう? 」
「どうして国家は間違えていると分かっているのに、間違ったことをするのでしょう? 」
から巡り巡って「あなたはあたしを好きですか ? 」までいろいろ。
これに対して、つまり質問された人々の反応がまたさまざまで、なかなか面白いのです。
とはいえ、こういうものだから退屈な部分もあるかもしれない。ほとんど退屈かもしれない。
でも時々面白いかもしれない。
いずれにしろ、とにかくこれをやらねばならなくなってきたのです。
Profile
大ベテランの CM ディレクターであった山内ケンジが2004年から突然、演劇の作・演出を開始。制作プロデューサー城島和加乃と『城山羊の会』発足。2015年、『トロワグロ』で第 59 回岸田國士戯曲賞を受賞。
22年、『温暖化の秋 -hot autumn-』で第74回読売文学賞戯曲シナリオ部門を受賞。
本公演に寄せて 作・演出 山内ケンジ

作・演出 山内ケンジ
毎回、申し上げていますが、城山羊の会にとってホームグラウンド、と言って過言ではないところの三鷹市芸術文化センター星のホール。今年もありがとうございます。前回は 2023年12月『萎れた花の弁明』でした。今にして思えば、2007年に、当時三鷹市芸術文化センター職員でありプログラミング・ディレクターであった森元隆樹さんからのお誘いで『若い夫のすてきな微笑み』を上演、そこからなんと通算8回、森元さんにも毎回、導入部に出演してもらいながらの、『萎れた花の弁明』がその最後となりました。そう書きますと、まるで森元さんが亡くなったかのように聞こえますが、そうではありません。退館されて、今は更に演劇界で活躍されています。そして、本年12月は、初めて森元さんのマエセツ、及びあの本編への導入がない城山羊の会、ということになります。果たしてそれは可能なのか。成立するのか ? なかなか淋しく、難しいとは思いますが、それもまた人生。導入の面白さが失われた分、内容で盛り返す所存であります。ご期待ください。




