公開日 2019年05月21日

2019年11月17日(日) 14:00開演
三鷹市芸術文化センター 風のホール
チケット
【完売】*本公演は終了しました。    
【全席指定】会員 3,600円
一般 4,000円
*U-23(23歳以下) & O-70(70歳以上) 2,500円
*ご入場の際に、身分証明書のご提示をお願いいたします。
※未就学児は入場できません。
出演福間洸太朗(ピアノ)
曲目ベートーヴェン(リスト編曲):「遥かなる恋人に」S.469
ベートーヴェン:ソナタ第23番 ヘ短調op.57「熱情」
シューマン(リスト編曲):「献呈」S.566
シューマン:幻想曲 ハ長調 op.17 ほか
チラシPDF
託児サービスあり  申込締切 2019年11月3日(日)

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)

ベルリンを拠点に世界五大陸を股に掛け、活発な演奏活動を展開する福間洸太朗は、20歳でアメリカ・クリーヴランド国際ピアノコンクールにおいて日本人初の優勝を果たし、あわせてショパン賞も受賞した実力派ピアニスト。自身も大ファンというフィギュアスケート選手との共演、さらには出身の国分寺市の観光大使を務めるなど、幅広い活躍で注目される、話題のアーティストです。

福間のリサイタルは、一つのテーマに基づいて自身が今最も演奏に取り組みたい作品を選び抜くユニークなプログラムも魅力です。今回のリサイタルは、「Leidenschaft~情熱~」というタイトルが付けられています。

ベートーヴェン「遥かな恋人に」は、「不滅の恋人への手紙」をしたためた40代半ばに作曲した歌曲集で、リストによるピアノ編曲版で演奏されます。続く「熱情ソナタ」は、30代のベートーヴェンが、ブルンスヴィク伯爵の妹ヨゼフィーネとの叶わぬ恋に、苦しみの中で書いたといわれる作品。「献呈」は、シューマンが結婚前夜に妻クララに贈った“音楽のラヴレター”、歌曲集『ミルテの花』の1曲。このロマンティックな曲もリストによるピアノ編曲版でお聴きいただきます。最後を締め括るのは、シューマンの「幻想曲」。ベートーヴェンの『遥かなる恋人に』第6曲からの引用が第1楽章に見られること、元々はリスト提唱の「ベートーヴェン記念碑建立募金」に寄付するために作曲されたことで知られる作品です。2020年にそれぞれ生誕250年、210年を迎えるベートーヴェンとシューマン、彼らの珠玉の作品を編曲したリスト、そして演奏する福間の内側から溢れ出るLeidenschaft(情熱)に心打つひとときになることでしょう。

今春には14枚目のアルバムもリリース。2015年11月、三鷹だけで開催されたソプラノ歌手、小林沙羅とのデュオ・リサイタル以来2度目の登場となります。三鷹での初のリサイタルにご期待ください。

ピックアップ

メッセージは、こちらから ☞ http://mitaka-sportsandculture.or.jp/interview/20191117/