公開日 2021年01月13日

 
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う日本政府の水際対策の措置により、出演者の来日が困難になったため、大変残念ながら開催を中止することとなりました。ご来場を予定されていたお客様には、心よりお詫び申し上げます。
詳細は、こちらのページをご確認ください。
 
2021年4月25日(日)2022年1月30日(日) 14:00開演
三鷹市芸術文化センター 風のホール
チケット
【開催中止】    

 

【全席指定】会員 S席4,050円・A席3,150円
一般 S席4,500円・A席3,500円
O-70(70歳以上/ A席限定)3,150円
U-23(23歳以下/ A席限定)3,000円
*ご入場の際に、身分証明書のご提示をお願いいたします。
※風のホール2階客席へは、エレベーターがございませんので、階段でのご案内となります。
※未就学児は入場できません。
出演フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ)
曲目J.S. バッハ:イギリス組曲第2番BWV807、第3番BWV808、第6番BWV811
スウェーリンク:ファンタジア ニ調
ジョン・ブル/フランチェスコ・トリスターノ:ガリアルド ニ調
フランチェスコ・トリスターノ:Chi No Oto、Hotel Meguro、Yoyogi Reset
フランチェスコ・トリスターノ:新曲(タイトル未定)
ラヴェル:夜のガスパール
チラシPDFフランチェスコ・トリスターノ ピアノ・リサイタル[PDF:3.53MB]
託児サービスあり  

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)

クラシックとクラブ・ミュージックを繋ぐ唯一無二の演奏活動で知られるコンポーザー / ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノの2017年7月以来4年ぶり4度目のリサイタルです。

今回のプログラムは、トリスターノが幼少期から敬愛してやまないバッハの舞踊組曲の代表作の一つである『イギリス組曲』からの3曲、ルネサンス期の作曲家兼鍵盤楽器奏者のスウェーリンク、ジョン・ブルの作品、自作のアルバム『Tokyo Stories』からの3曲と書き下ろしの新曲を経て、難曲としても知られるラヴェルの傑作『夜のガスパール』で締めくくる構成になっています。異なる時代や国、異なるジャンルの音楽を一貫した流れの中で違和感なくシームレスに組み合わせるプログラミングは絶品。それぞれの作品への深い関心と理解があるからこそ生まれるのです。実にエキサイティング!興味は尽きません。

トリスターノは2017年12月、東京で開催されたカナダが生んだ孤高の音楽家、グレン・グールドの生誕85年を記念した企画『Glenn Gould Gathering』(キュレーター:坂本龍一)でのトリビュート・ライヴに出演し、坂本龍一、アルヴァ・ノト、クリスチャン・フェネスと共演。2019年にはソニー・クラシカルからの2作目として、『Tokyo Stories』をリリース。このアルバムは、渋谷慶一郎、ヒロシ・ワタナベ、U-zhaan、ミシェル・ポルタル、グティら多彩なミュージシャンを共演者に迎えて制作されました。

2020年1月には、モーツァルトやベートーヴェンの大家として知られる一方で、ジャズを愛したピアニスト、フリードリヒ・グルダの没後20年を記念して『Tristano Plays Gulda – Prelude & Fugue』を配信限定でリリースし、グルダの自作曲「プレリュードとフーガ」を披露。同年10月には『Tokyo Stories』が、ドイツで最も権威のあるOpus Klassik音楽賞にて「国境なきクラシック賞」を受賞という大きなニュースも飛び込んできました。

「全ての音楽はどこかで繋がっている」「音楽は何世紀にもわたる旅を経て変化するものもあれば、変わらないものもある」ことを聴き手に強く意識させるリサイタル。彼ならではの多様性に彩られた選曲の妙、繊細で美しいピアノの音色をぜひお楽しみください。

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