［写真左から］小曽根 真 ©Kazuyoshi Shimomura（AGENCE HIRATA）／塩谷 哲

ジャズに軸足を置きながらクラシックのオーケストラとの協演も行い、ノージャンル・ノーボーダーに世界を股にかけて活躍するピアニスト、小曽根真が、三鷹に7年ぶりの登場です。

三鷹では、自ら率いるビッグバンド No Name Horses とのライヴ（2010年）、世界のトップ・ドラマー、デイヴ・ウェックルらとのカルテット（2015年）のライヴを公会堂で、ショパンをテーマに据えた「Roadto Chopin」（2010年）のクラシカルな雰囲気をもたたえたプログラムを芸術文化センターで披露するなど、さまざまなプログラムを届けてきた小曽根。今回は、三鷹市出身（市立第三中学校卒業）の、小曽根同様にボーダーレスに内外で活躍するピアニスト、SALTこと塩谷哲を迎えての2台ピアノのライヴ開催が決定となりました。塩谷は、今回が当財団の主催イベント（トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア音楽監督・沼尻竜典との対談）を含めて風のホールには3度目の登場です。ジャズ、クラシック、ラテンなどをベースに多彩な音楽を手掛ける塩谷は、歌手とのコラボレーションも少なくなく、三鷹市公会堂では佐藤竹善（ヴォーカリスト）との SALT & SUGAR 名義での「Live“Premium 4”」（2015年）に出演し、三鷹には今回で4度目の登場となります。

二人のデュオ公演は2003年から2006年まで各地で開催。2021年12月に15年ぶりに開催された公演は大きな話題になりました。「小曽根真×塩谷哲 DUET2022」と名付けられた本公演は、ともに音楽のアイデアが豊富な彼らの丁々発止のやり取り、インスピレーションがスパークするスリリングなプレイがたまらない、この上なくご機嫌なライヴになることでしょう！どうぞ、ご期待ください。