公開日 2022年09月02日
©Artūrs Kondrāts
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三鷹市芸術文化センター 風のホール
チケット | *本公演は終了しました。 【全席指定】会員 S席4,500円・A席3,600円一般 S席5,000円・A席4,000円 O-70*(70歳以上/ A席限定)3,600円 U-23*(23歳以下/ A席限定)3,000円 *ご入場の際に、身分証明書のご提示をお願いいたします。 ※風のホール2階客席へのエレベーターはありませんので、階段をご利用ください。 ※未就学児は入場できません。 |
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出演 | ジャン=ギアン・ケラス |
曲目 | J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調BWV1012 カサド:無伴奏チェロ組曲 コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタop.8 |
チラシPDF | 無伴奏チェロ・リサイタル -dance-[PDF:1.87MB] |
託児サービス | あり |
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)
バロックからコンテンポラリーまで広範なレパートリーを持ち、どんな難曲も自在に弾きこなす驚異のテクニックを持つチェリスト、ジャン=ギアン・ケラス。コンテンポラリーダンスやワールドミュージックのアーティストたちとの共演も行うなど、今や押しも押されもせぬ実力と人気を誇るケラスが、風のホールに4年ぶり4度目の登場を果たします。
今回は4度目にして初めてとなる無伴奏のプログラムです。選曲のテーマを決めるにあたりインスピレーションを得たのは、ケラスが2019年5月にベルギーが誇る世界的なダンスカンパニー、ローザスと共に東京芸術劇場で披露した『我ら人生のただ中にあって/バッハ無伴奏チェロ組曲』です。絶妙な間合いを持ち、踊るようなリズムで滑らかに、生き生きと演奏されるチェロとダンサーたちが生み出す自然なグルーヴが融合したその唯一無二の舞台は大きな話題となり、客席からは惜しみない拍手が送られました。
同年12月に当財団音楽企画員がスペインで行われた演奏会でケラスに再会し、三鷹公演の話をした翌年、新型コロナウイルスのパンデミックが、人々が営む日常生活に大きな影を落とし、閉塞感や孤独感が静かに、深く広がっていきました。しばしの間だけでも人々の心に希望の明かりをともし、心が軽やかに飛翔するような音楽を届けたいと考えた際に、ケラスとローザスとの素晴らしいコラボレーションが鮮やかに脳裏に蘇ったのは言うまでもありません。そこで日本側のエージェントを通じて相談し、“dance”(踊り)をテーマに据えた選曲が進められることになりました。
本公演のプログラムは3つの作品から構成されます。冒頭に演奏されるのは、現代屈指のバッハ弾きとしても知られるケラスの名刺代わりの1曲、バッハの無伴奏チェロ組曲より第6番。バルセロナ出身で日本にも縁のあるチェリスト、カサドの地中海に面したカタルーニャの情緒豊かなチェロ組曲を経て、ハンガリーの舞曲ヴェルブンコシュの様式を踏まえて作曲されたコダーイの無伴奏チェロ・ソナタで締めくくります。
ケラスの流麗なボウイングから繰り出される、歌うように踊るように紡がれる音楽は、どこまでも美しく、自然体。どうぞご期待ください。
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