赤瀬川原平 AKASEGAWA Genpei, 1937−2014
- 《風のレコード・大盤》
1988年 紙・オフセットリトグラフ 72.8×103.0cm
- 《公務のドローイング採集》
1988年 紙・オフセットリトグラフ 72.8×103.0cm
横浜市生まれ。1957年武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)油絵学科中退。
1958年第10回読売アンデパンダン展出品以降同展に出品、1960年ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ結成に参加、翌年にサトウ画廊にて初めての個展。1963年に高松次郎、中西夏之らとともにハイレッド・センターを結成、「反芸術」「直接行動」を唱える路上パフォーマンスなどをおこなう。1965年から70年にいたる「千円札裁判」では有罪確定となるが、宮武外骨に触発されジャーナリズムの場に活動範囲を広げる。80年代からは「超芸術トマソン」の探求をおこない路上観察学ブームを起こす。
1995年名古屋市美術館において「赤瀬川原平の冒険―脳内リゾート開発大作戦」開催。
2014年「尾辻克彦×赤瀬川原平 文学と美術の多面体展」(町田市民文学館ことばらんど)、「赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで」(千葉市美術館)開催。