依田洋一朗 YODA Yoichiro, 1972−

依田洋一朗《ハーフムーン・ホテル》
《ハーフムーン・ホテル》 2002年
カンヴァス・油彩 152.4×182.9cm

香川県生まれ。画家である日本人の両親と共に生後3ヵ月から現在までニューヨークに暮らす。

ラガーディア高校を卒業後、タイラー・スクール・オブ・アート在学中の1993年メトロポリタン美術館へ向かうバスの車窓から偶然、42丁目の古びた劇場街を目にしたことをきっかけに、失われてゆく故郷への思いを破壊される運命にある古い劇場や映画館、ホテルなどの姿に重ね、絵画作品のみならずビデオ・ドキュメンタリーなども制作。1998年クイーンズ・カレッジの大学院修了。2001年東京での初個展。

2002年から2011年までメトロポリタン美術館の監視員として働きながら制作に励む。
2012年三鷹市美術ギャラリーで回顧展「記憶のドラマ 依田洋一朗 展」開催。
2019年三鷹市美術ギャラリーで依田寿久、依田順子との3人展「日日是アート ニューヨーク、依田家の50年 展」開催。