公開日 2019年09月10日
オータム・コンサートの有志アンサンブルコーナーでは、団員自らが選曲し、練習を積み重ねてきた成果を披露しています。毎年個性あふれるプログラムが特徴のこのコーナーは、MJO(みたかジュニア・オーケストラ)の伝統といっても過言ではありません。「入団して間もない頃、高校生のアンサンブルに感動して私も挑戦しようと思った!」と話してくれる団員もいて、有志アンサンブルは、団員たちの目標でもあるのです。今回は、4組のグループに聴きどころや抱負を聞いてみました。
有志アンサンブル出演者インタビュー
左から、ヒルさん、葛巻さん
♪テレマン:カノン風ソナタ第2番
ヴァイオリンの先生が薦めてくれて、音源を聴いたら楽しそうだと思いました。先に演奏した旋律を追いかけるように演奏するので、音程に気をつけて練習しています。特に第2楽章が難しいですが、音が重なり合う部分も注目して聴いていただきたいです。
左から、高橋さん、五十井さん、稲田さん、荒井さん
♪ヴィヴァルディ:
「調和の霊感」より4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 RV 580
ヴァイオリンの荒井さんが提案してくれて、皆で音源を聴いて決めました。それぞれのパートにソロがあるので、注目してほしいのですが、4人が重なる綺麗なハーモニーにも期待していただきたいです!
左から、藤尾くん、工藤くん、藤野くん、上村くん
♪テレマン:
4つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調 TWV 40:203
4人でアンサンブルをやろうと決めて、YouTubeで曲を探しました。今の段階では個人練習をしていて、アンサンブルのイメージトレーニング中です。夏休みの間に作品を仕上げる予定です。聴きどころは、第2楽章です。4人がそれぞれ追いかけるように演奏する部分があるかと思いきや、全く異なる旋律を演奏する部分もあります。軽快な作品なので、楽しんで聴いていただきたいです。
左から、近さん、稲田さん
♪ヘンデル=ハルヴォルセン:パッサカリア
YouTubeで「この作品かっこいいな!」と思って近さんに提案したら、偶然にもお互いにいいなと思っていた作品だったんです! すぐにこの曲にしようと決めました。それぞれのパートが細かく動く旋律があるので、合わせるのが難しいです。演奏が終わるまで一瞬たりとも気を抜くことができない作品なので、集中して頑張りたいと思います!
三鷹市芸術文化センターにてインタビュー