公開日 2019年05月25日

CINEMA SPECIAL 名監督×名女優

小津安二郎×原 節子『東京暮色』『小早川家の秋』

小津安二郎×原 節子『東京暮色』『小早川家の秋』
2019年 9月28日(土) 昼の部11:00 / 夜の部16:00上映開始
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット
*本公演は終了しました。【昼の部完売】    
【全席指定】各回2本立て / 昼夜入替制
1本目と2本目の間に、約30分間の休憩あり
各回 会員900円/一般1,000円/学生800円
*未就学児は入場できません。
上映作品小津安二郎×原 節子『東京暮色』『小早川家の秋』
チラシPDF
託児サービスなし  

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)

 

作品名 上映時間 昼の部 夜の部
東京暮色 140分 [昼] 11:00–13:20 [夜] 16:00–18:20
小早川家の秋 103分 [昼] 13:50–15:33 [夜] 18:50–20:33

協力:東宝株式会社、日活株式会社、株式会社KADOKAWA、
   松竹株式会社、TOHOマーケティング株式会社、崑プロ


【お客様へ】
 上映に際しましては、試写を行うなど最善を尽くしておりますが、
 製作年数が古いため、映像・音声が悪い場合がございます。
 ご了承のうえ、ご覧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

『東京暮色』(松竹大船/1957年/140分/白黒/35mm)

東京暮色
©1957 / 2017松竹株式会社

監督:小津安二郎
脚本:野田高梧、小津安二郎
出演:原 節子、有馬稲子、笠 智衆、山田五十鈴、
   高橋貞二、田浦正巳、中村伸郎、杉村春子

まだ子供が幼い頃に妻に出奔され、男手ひとつで娘二人を育てあげた周吉(笠智衆)だったが、今は次女の明子(有馬稲子)と二人、静かな生活を送っていた。そんなある日、長女の孝子(原節子)が、夫との諍いの果てに、小さな子供を連れて嫁ぎ先から帰ってくる。戸惑いながらも迎え入れる周吉だったが、心中は決して穏やかではない。その頃、次女の明子は、誰にも言えない悩みを一人で抱えていて……。

 

『小早川家の秋』(東宝/1961年/103分/カラー/35mm)

小早川家の秋
©TOHO CO., LTD.

監督:小津安二郎
脚本:野田高梧、小津安二郎
出演:原 節子、司 葉子、中村鴈治郎、新珠三千代、
   小林桂樹、加東大介、団 令子、浪花千栄子

京都伏見の造り酒屋「小早川」の当主・万兵衛(中村鴈治郎)は、十数年ぶりに偶然再会した昔の愛人(浪花千栄子)への想いに火が付き、足繁く通い始める。「昔あれほど死んだ母を泣かせたのに」と、娘(新珠三千代)は父に、きつい言葉を浴びせ続けるが、聞く耳を持つ万兵衛ではない。やがて……。「小早川家」において、早逝した長男の、未亡人役を演じた原節子は、これが最後の小津監督作品への出演となった。

 

 


小津安二郎

 

【小津安二郎】

1903年(明治36年)東京に生まれる。1923年(大正12年)松竹キネマ蒲田撮影所に入社。1927年(昭和2年)「懺悔の刃」で監督デビュー。原節子とコンビを組んだ『晩春』『麦秋』『東京物語』を始めとして、珠玉の名作を世に送り続けた、日本のみならず、世界を代表する映画界の巨匠。1963年(昭和38年)12月12日永眠。亡くなった日は奇しくも、60歳の誕生日であった。

原 節子

【原 節子】

1920年(大正9年)神奈川に生まれる。1935年(昭和10年)田口哲監督作品『ためらう勿れ若人よ』でデビュー。1949年(昭和24年)『晩春』で小津安二郎監督作品に初出演した後、『麦秋』(1951年)、『東京物語』(1953年)など、生涯で6作品の小津映画に出演。日本映画を代表する大女優となるも、1962年(昭和37年)、42歳の若さで突然銀幕を去った。2015年(平成27年)9月3日永眠。享年95歳。

 

CINEMA SPECIAL 名監督×名女優 lineup

 

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