公開日 2023年10月17日

〈期間限定〉

文化の日にまつわる資料の公開

一階常設展にて公開中

2023年10月17日(火) ~ 11月19日(日) 9:30~17:00
会場:三鷹市山本有三記念館
休館日

月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、休日を除く翌日・翌々日が休館)

入館料一般300円(20名以上の団体200円)
年間パスポート料1,000円
*年間パスポートの有効期限は、交付日から1年間です。同記念館の窓口にてお買い求めいただけます。
*「東京・ミュージアムぐるっとパス」を利用できます。
*中学生以下、障害者手帳持参の方とその介助者、校外学習の高校生以下と引率教諭は無料。

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団/三鷹市

電話:0422-42-6233(三鷹市山本有三記念館)

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文化の日にまつわる資料を公開しています。

11月3日の文化の日は、山本有三と大変ゆかりの深い祝日です。

記念館では文化の日に合わせ、文化勲章をはじめとする文化の日にまつわる貴重な資料を、一階の常設展にて期間限定で展示しています。

ぜひこの機会にご覧ください。

【展示期間】2023年10月17日(火) ~ 2023年11月19日(日)

山本有三と「文化の日」

「国民の祝日に関する法律」は、有三が参議院において文化委員長を務めていた昭和23(1948)年に制定されました。当初、11月3日は新憲法の公布日にあたることから、「憲法記念日」という名称の祝日とする法案が議会に提出されていました。しかし、この日が旧明治節(明治天皇の誕生日)と同日であったため、GHQからは祝日とすることに強い難色が示されました。有三は、新憲法の公布という国民にとって記念すべき日を祝日から除くことに異議を唱え、「ほかの名前にしてでも、この日だけは残したい」と強く訴えました。その主張は、祝日の名称を「文化の日」とすることでようやく認められることになりました。「文化の日」には、11月3日をなんとしても祝日として残したいという、有三の熱い想いが込められているのです。