公開日 2019年03月30日
川島雄三×新珠三千代『洲崎パラダイス赤信号』『あした来る人』
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット | *本公演は終了しました。 【全席指定】各回2本立て / 昼夜入替制1本目と2本目の間に、約30分間の休憩あり 各回 会員900円/一般1,000円/学生800円 *未就学児は入場できません。 |
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上映作品 | 川島雄三×新珠三千代『洲崎パラダイス赤信号』『あした来る人』 |
チラシPDF | |
託児サービス | なし |
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)
作品名 | 上映時間 | 昼の部 | 夜の部 |
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洲崎パラダイス赤信号 | 81分 | [昼] 11:00–12:21 | [夜] 16:00–17:21 |
あした来る人 | 115分 | [昼] 12:50–14:45 | [夜] 17:50–19:45 |
協力:東宝株式会社、日活株式会社、株式会社KADOKAWA、
松竹株式会社、TOHOマーケティング株式会社、崑プロ
【お客様へ】
上映に際しましては、試写を行うなど最善を尽くしておりますが、
製作年数が古いため、映像・音声が悪い場合がございます。
ご了承のうえ、ご覧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
『洲崎パラダイス赤信号』(日活/1956年/81分/白黒/35mm)
©日活
監督:川島雄三
原作:芝木好子『洲崎パラダイス』
出演:新珠三千代、三橋達也、芦川いづみ、轟 夕起子、
河津清三郎、牧 真介、植村謙二郎、小澤昭一
まだ戦後が色濃く残る東京。金も希望も無く、途方に暮れて街角に佇む若い二人(三橋達也・新珠三千代)が流れ着いたのは、一夜の儚き恋に賑わう、歓楽街「洲崎」。やがて二人はふらふらと、その「洲崎パラダイス」の手前に店を構える飲み屋『千草』に足を踏み入れて……。川島雄三監督ならではのシャープな映像で見せる川島×新珠コンビの代表作にして、日本映画黄金時代の一大傑作である。
『あした来る人』(日活/1955年/115分/白黒/35mm)
©日活
監督:川島雄三
原作:井上 靖『あした来る人』
出演:新珠三千代、山村 聰、三橋達也、月丘夢路、
三國連太郎、小沢 栄、高原駿雄、金子信雄
実業家として財を成した梶(山村聰)は、無駄な金を使うこともせず、さりとて、家族には過不足ない生活の灯をともし続けてきたという、静かな自信に満ちた人生を送っていた。そんな梶の、ささやかな癒しは、自らが出資して開店させた銀座の洋品店の杏子(新珠三千代)という女性との、ひと時の語らいの時間。それは梶にとって、とても清らかで、邪念の無い逢瀬のはずだった。しかし杏子は……。
【川島雄三】
1918年(大正7年)青森に生まれる。1938年(昭和13年)松竹大船撮影所に入社。1944年(昭和19 年)『還って来た男』で映画監督デビュー。1955年(昭和30年)日活に移籍し、1957年(昭和32年)後に代表作となる『幕末太陽傳』を発表。その後も1962年(昭和37年)に大映で撮った『雁の寺』『しとやかな獣』など数々の傑作を生み出し続けた。1963年(昭和38年)6月11日永眠。享年45歳。
【新珠三千代】
1930年(昭和5年)奈良に生まれる。戦後、宝塚歌劇団に入団。娘役のトップスターとして活躍していた1951年(昭和26年)、東宝『袴だれ保輔』で映画デビュー。1955年(昭和30年)宝塚を退団後、今回上映の『洲崎パラダイス赤信号』や『人間の条件』など数々のヒット作に出演。後年、テレビドラマでも活躍し『氷点』や『細うで繁盛記』などで人気を博した。2001年(平成13年)3月17日永眠。享年71歳。