公開日 2024年03月06日

フランチェスコ・トリスターノ ピアノ・リサイタル

従来の“ピアノ・リサイタル”のイメージを刷新アップデート
クラシックからテクノまで、あらゆる音楽ジャンルを横断する新時代のコンポーザー / ピアニストが独自のグルーヴで表現する
バッハ、ラヴェル、トリスターノ

2024年7月7日(日) 14:00開演
三鷹市芸術文化センター 風のホール
チケット
[チケット発売中]    

WEB予約

【全席指定】会員 S席4,500円・A席3,600円/一般 S席5,000円・A席4,000円
*O-70(70歳以上/ A席限定)3,600円/*U-23(23歳以下/ A席限定)3,000円
*ご入場の際に、身分証明書のご提示をお願いいたします。
※風のホール2階客席へはエレベーターがありませんので、階段をご利用ください。
※未就学児は入場できません。
出演フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ)
曲目J.S.バッハ:フランス組曲第1番 ニ短調BWV812
J.S.バッハ:フランス組曲第4番 変ホ長調BWV815
J.S.バッハ:フランス組曲第2番 ハ短調BWV813
フランチェスコ・トリスターノ:Hello(2007)
ラヴェル:夜のガスパール
フランチェスコ・トリスターノ:
 Circle Song / Ciacona seconda / Yoyogi reset
 Pastoral / Electric mirror / La franciscana
曲目は変更になる場合があります。
チラシPDF
託児サービスあり  

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)

後援:ルクセンブルク大公国大使館


©Breno Rotatori

バロック音楽から近・現代の芸術音楽、ジャズ、クラブ・ミュージックを自在に行き来する独創的な演奏活動で知られるコンポーザー/ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノ。2023年10月のリサイタルでは、同年に始動させた自身のレーベルintothefutureのリリース第1弾として選んだJ.S.バッハ『イギリス組曲』から第2番、第6番と自作曲を巧みに構成させた前半と16~17世紀と自作曲をノンストップでつなぎ、「組曲~on early music~」と名付けた後半から成るプログラムを披露。バッハやその先達、彼らの音楽にインスピレーションを受けたトリスターノによるポリフォニー(多声音楽)の造形美、旋律の躍動感を浮き彫りにした高い解像度を誇る明晰な演奏は、フロア(客席)に集う聴衆の心を一瞬にして鷲摑みにしました。

今回のプログラムは、トリスターノのトレードマークとも言うべきJ.S.バッハ、ラヴェル、自作曲で構成されており、トリスターノが2014年、16年、17年、23年と続けて取り組んできた(彼が“Mitaka Show”と呼ぶ)コンサートの流れを汲むものになります。前半は既に録音も済ませているというJ.S.バッハのフランス組曲から2014年に初めて風のホールに登場した際に演奏した3曲を、後半は『Piano Circle Songs』(2017;SONY CLASSICAL 以下同様)、『Tokyo Stories』(2019)、『on early music』(2022)からの選曲を中心とした自作曲の数々とラヴェルの『夜のガスパール』を組み合わせてお贈りします。

コンテンポラリーな響きと極上のグルーヴを伴った「今に息づく古楽」としての鮮烈なバッハ、穏やかで透き通る音色で紡がれるシンプルなメロディの美しさが際立つオリジナル曲、テクノを彷彿とさせる躍動感と高揚感、ダンスフロアの陶酔感が横溢するオリジナル曲。そして、ラヴェルが作曲したピアノ曲の中でも最も至難な演奏技術を要する傑作、『夜のガスパール』。ラヴェルの精緻なピアニズム、陶酔と耽美の極致をトリスターノはどのようにアプローチするのか、今回もまた興趣の尽きないコンサートになることでしょう。

鍵盤音楽の未来を拓く音楽家、トリスターノの見つめるその先。どうぞご期待ください。

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