みたかジュニア・オーケストラ 団員インタビュー

公開日 2019年01月14日

みたかジュニア・オーケストラ 団員インタビュー

森松炎山(高校2年生)
[オーボエ]

森松炎山(高校2年生)[オーボエ]

オーボエという楽器の魅力を教えてください。

 あまりメジャーな楽器ではありませんが、オーケストラ全体の音色を作り、非常に繊細な音楽表現ができるところが魅力だと思います。古くからある楽器で不器用な面もありますが、音の伸びが良く、はっきりした音なので聴きごたえがあります。

リヒャルト・シュトラウスの「オーボエ協奏曲」の聴きどころを教えてください。

 この作品は、オーボエの特徴が冒頭から最大限生かされています。第2楽章の終わりで、これまでを回想するかのようなしっとりとしたシーンがあるのですが、技術的にも体力的にも神経を使うので注目して聴いてみてください。今回、オーケストラとの初共演となります。

抱負をお願いします。

 初共演で大曲を演奏させていただくことに誇りを持ち、誠心誠意努力したいと思います。僕を育ててくれたMJOと心を一つに、この難しい曲に挑みたいと思います。ぜひ足をお運びください。

 

稲田清香(中学3年生)
[コンサートマスター]

稲田清香(中学3年生)[コンサート・ミストレス]

プロコフィエフの「古典交響曲」の聴きどころを教えてください。

 この作品は、「現代人が住んでいる古い町」と例えられることがあります。いきなり転調したり、不思議な和音が出てきたりするので、現代というより未来的な雰囲気さえ感じさせる作品です。私が特に気に入っているのは第3楽章で、最初のおどけた感じの旋律が弾いていて楽しいです。

コンサートマスターになって1年が経ちます。

 ただ前に座って合図をするだけでは意味がありません。他のパートにも耳を傾けることを意識し、視野を広げるよう努力しています。指揮者と団員のみんなを繋ぐことができるよう、これからも向上心を持って頑張ります!

入団を考えている方にメッセージをお願いします。

 MJOは、団員同士とても仲が良いです! オーケストラの楽しさはもちろんのこと、音楽そのものの素晴らしさを教えてくれる場所です。さまざまな時代・ジャンルの作品に取り組むことができるので、常に新鮮な気持ちで音楽を楽しめます。お客様との一体感を感じられる演奏を目指して頑張っていますので、ぜひ入団をお待ちしています。

2018年11月25日 インタビュアー:吉田 歩(みたかジュニア・オーケストラ担当)
 
みたかジュニア・オーケストラ(MJO) 第19回演奏会