みたかジュニア・オーケストラ団員インタビュー 西田 翔(チェロ・高校2年生)

公開日 2022年01月06日

みたかジュニア・オーケストラ団員インタビュー 西田 翔(チェロ・高校2年生)
チェロを始めたきっかけを教えてください。

 母が映画『おくりびと』を観て、チェロが素敵だなと思ったそうです。そして5歳の時に習ってみない?と勧められたことがきっかけで始めました。

 
チェロのどんなところに魅力を感じますか?

 なんといっても音色ですね。チェロは音域が広い楽器ですが、高い音は美しく、低い音は深い音がします。自分でも最も気に入っている部分です。

 
MJOに入団して一番良かったことは?
西田 翔(チェロ・高校2年生)
西田 翔(チェロ・高校2年生)

 ホールや練習室などすべての施設が素晴らしく、練習環境が整っていること、そして日本を代表する演奏家の先生方から教えていただけることが何よりの魅力だと思います。

 
今回ソリストを務める「チェロ協奏曲第2番」の聴きどころを教えてください。

 ハイドンのチェロ協奏曲には、第1番と第2番があり、第1番は活発でたくましい印象ですが、第2番は優雅で美しく歌う部分が多くあり、チェロの良い部分を最大限に生かせる作品だと思います。特に第1楽章カデンツァは、自分のテクニックの見せどころだと思っています。

 
コンサートに向けての抱負をお願いします。

 「優雅に美しく歌う」というのは、ただ、音を速く演奏するテクニックとはまた違ったごまかしの利かない技術です。本番までに、もっと自分の技術を磨き、たくさん演奏を聴いて勉強したいと思います。ハイドンのことをもっと研究して、お客様に作品の良さを最大限お伝えできるよう、頑張ります!

 
2021年11月 三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
インタビュアー:吉田 歩(みたかジュニア・オーケストラ担当)
 

みたかジュニア・オーケストラ(MJO) 第22回演奏会